おはようございます。エイジング美容研究家・美容ライターの遠藤幸子です。
気持ちよく1日のスタートを切るためには、腸内環境をより良い状態に整えておくことが重要。
そういう信条の下に努力してきた結果、私の腸内環境はとても良い状態を長年保てていて、便秘ともその逆ともほぼ無縁で過ごせています。
その秘訣は、長年に渡り心掛けている食生活にあると考えています。
美腸を育むために欠かせない食品とは?
腸に良いとされるさまざまな食品を試してきて、私自身が嬉しい手応えを感じられたのは、発酵食品です。
もちろん便の水分を増やして軟らかくする働きがある水溶性食物繊維や、便のカサを増やす働きがある不溶性食物繊維も欠かせません。
しかし、腸内の善玉菌を増やすものとして発酵食品は非常に重要で、日頃から多種類の発酵食品を口にする習慣がある人は腸内環境が整えられ、免疫力が高まることなどがわかっています。
美腸を育むことは健やかな身体づくりをサポートするだけでなく、美肌を育むのにも効果的です。とはいえ、すぐに効果を感じられるものではないだけに、毎日必ず発酵食品を3種類以上食べることをコツコツ続けてきました。
今回は、私が食べる頻度が特に高い発酵食品をご紹介していきましょう。
【1】ヨーグルト
大好きで毎日欠かさず食べているのは、「ヨーグルト」です。以前はプレーンヨーグルトにオリゴ糖を入れて1日に200gを夕食後に食べるようにしていました。
しかし、突然に食べ飽きてプレーンヨーグルトが食べられなくなってしまった時に出会ったのが、こちらのイーセイ スキルというヨーグルトとチーズの間のような乳製品でした。
こういった商品は昨今複数種類ありますが、こちらの商品はアイルランドのオリジナルレシピに基づいて作られているというところと、ヨーグルトの約3倍のタンパク質が含まれ、濃厚でクリーミーな味であることに惹かれてリピートしています。
ほのかな甘さで食べやすい『バニラ』からハマり、現在のお気に入りは、9月に発売された新製品『プレーン りんご&焦がしカラメルソース』と『バニラ オレンジピール入りソース』です。
特に『バニラ オレンジピール入りソース』はリピート率が高め。ちょっぴりビターで爽やかなオレンジソースがほんのり甘いバニラの下でアクセントになり、ダイエット中のご褒美になっています。
1個あたり脂肪分0で、カロリーが100kcalというのも嬉しいです。
【2】お味噌
お味噌には、メラニンの生成を抑制する美白効果や肌の水分を増やす保湿効果、抗酸化作用によるエイジング効果などがあります。
赤味噌には、活性酸素を除去する効果や血中コレステロール値・血糖値の上昇を抑える効果があり、白味噌にはストレスを軽減したり、穏やかな眠りへと誘う効果があります。
以前は赤味噌を朝、白味噌を夜に食べていましたが、最近面倒になり、両方混ぜて毎日朝晩、もしくは、夜にお味噌汁を飲んでいます。
雪しぐれは純粋な白味噌ではないようですが、美味しくてずっとリピートしています。
【3】甘酒
「飲む点滴」とも呼ばれ、美容と健康に良いとされる甘酒。昨今米麹のものが人気ですが、私は酒粕と米麹の両方が入ったものを必ず選びます。
いろいろと試してみて甘さ控えめで飲みやすかったのが、菊正宗酒造の大吟醸de甘酒です。それでも、毎日飲んでいると飽きてしまうので、豆乳や低脂肪乳で割ったり、時々お休みをしたりしています。
酒粕と米麹の両方が入ったものを選んでいる理由は、美肌目的。
森永製菓の研究結果によると、1ヶ月間酒粕と米麹の両方が入った甘酒を飲むことで目の下のクマが明るくなったり、髪のツヤが増したりといった効果があることが明らかにされているそうです。
(参考:森永製菓株式会社 | 甘酒Lab.(あまざけラボ) | 目の下のクマ改善効果)
【4】納豆
納豆は毎日ではありませんが、食卓に上がる頻度は高め。ただ、家族とシェアすることはないので、1人で食べ切れるおかめ納豆の出番が多いです。
付属のタレは甘いので使わず、お醤油に唐辛子を入れて食べることもあります。
ちなみに、食べるタイミングは美肌効果を狙って、夜。納豆に含まれるビタミンB群が成長ホルモンに働きかけることによって、肌の修復力が高まるからです。
どうしても日中は紫外線などによるダメージを少なからず受けているので、納豆を食べることで少しでもそういった負の要因に立ち向かっていきたいと考えています。
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朝、お腹がスッキリしてから1日をスタートできると、仕事や家事へのパフォーマンスも向上すると感じています。ぜひ今日から発酵食品を積極的に口にして、美腸を育みませんか?
★この連載は【第1・第3月曜日】に更新します。次回もどうぞお楽しみに!