おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
多くの女性を悩ませる「お腹ぽっこり」問題。ガスや便が溜まっているからお腹が出ているかと思いきや、すっきりと排泄を済ませたにも関わらず、お腹まわりの変化はなし…。そんな経験はありませんか?
「お腹以外の体型は、それほど変わっていないのに。どうして?」
そう思っているあなた。それ、お腹まわりの筋肉が衰え始めている可能性大!です。
そもそも内臓を支えるお腹の筋肉は、日頃あまり使われず、年齢を重ねるにつれて衰えていきます。さらに、デスクワーク中などに猫背の姿勢をしがちな方は、お腹の筋肉が休んだ状態になっているため、衰えを加速させることにもなるでしょう。すると内臓の位置がどんどん下がってきて、ぽっこりお腹に。
また、女性は男性と比べると筋肉量が少ないことや、冷えやすさなどもあり、どうしてもお腹まわりに脂肪がつきやすいのです。
そこで今回は、お腹を集中的に鍛える腹筋運動をチョイス!
お腹の中央にシュッと入った縦線や、くびれ作りにも効果的な運動です。それでは、一緒におこなっていきましょう。
縦線+くびれを作る!お腹の集中トレーニング!
1) ひざを立てて座り、両手は体の後ろにつく
※足を揃え、両ひざをつけた姿勢を保ちます
2) 息を吐きながら両ひざを右側に倒し、上体は左側にねじる
※足先を床につけたまま、ヘソのあたりに軽く力を入れて腹部をねじります
3) 息を吸いながら(1)の姿勢に戻り、次に息を吐きながら両ひざを左側に倒し、上体は右側にねじる
※腰に痛みがある方は、無理せず様子を見ながら行ってください
※この動きを、呼吸に合わせて10~20回ほど繰り返します
4)(1)の姿勢に戻ったら、息を吐きながら足を床から浮かせ、太ももをお腹に引き寄せる。
息を吸いながら、太ももをお腹から離し、足裏を床スレスレの位置まで下ろす。10~20回繰り返す。
※ここでも、両ひざをつけた姿勢を保ちます。腰が丸まらないように気をつけて、呼吸に合わせてテンポよく動きましょう
※まだ余裕がある方は、さらに強度を上げていきます
5) (4)の、太ももをお腹に引き寄せた姿勢のまま、ひざを左右に倒す。
10~20回繰り返す。
※ポイントは、「息を吐きながらひざを倒し、息を吸いながら中央に戻す」といったように、呼吸と合わせて動くことです
***
いかがでしたか?
以上、ぽっこりお腹の改善&予防になるだけでなく、腹圧をかけて便を排泄しやすい体作りにも役立つ腹筋運動をご紹介しました。
集中トレーニングで、スッキリとしたお腹まわりを目指しましょう!
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!