12月14日:今日は「透明資産の日」
今日は、透明資産の日。目には見えないけれど、もう1度会いたいと思ってもらえる資産(人・商品・サービス等)のことを透明資産と呼ぶそうです。
私にも、「また必ず会いたい!」と思う方がいます。彼女はテレビや雑誌で大活躍している女性なのですが、一緒に仕事をすると必ずみんな彼女のファンになってしまう、と言われるくらい愛されているのです。
今日は、そんな彼女に直接聞いたコミュニケーションのコツをもとに私なりに考えた、「また会いたい!」と思われる人の特徴をご紹介します。
【1】相手の名前を何度も口に出す
「おはようございます!」
と
「〇〇さん、おはようございます!」
伝えている内容は同じ「おはよう」という挨拶ですが、名前をつけて呼ばれたほうが、ちょっと嬉しくなりますよね。実際に人は、名前を呼ばれると「覚えてもらえているんだ」と嬉しくなり、好感を抱くそう。
ちゃんと相手の名前を口に出しながら会話をするだけで、相手を喜ばせながら、好感を抱いてもらえるなんて…すぐ実践したくなりませんか?
【2】質問をする
質問をする、ということは、「あなたに興味をもっていますよ」というサイン。
冒頭の女性は、「そのコート、どこで買ったんですか?可愛いですね!」など、相手の持ち物や服装で可愛いな、と思うものがあったら必ず聞くようにしているそうです。
また、会話でも自分のことより、相手の話が中心で、「自分のことは聞かれたら話すけれど、基本的には相手の話を聴く」というスタンスで会話をするのだとか。
相手が自分に興味を持っていると感じると、嫌な印象はいだきませんよね。だから自然と「また会いたい!」「もっと話したい!」と思われるのかもしれません。
【3】「陰褒め」をする
陰口、という言葉がありますが、陰褒めは、まったく逆の言葉。
また会いたい!と思われる人は「〇〇さんって、本当に気配り上手だよね」など、人の良いところを本人だけでなく、「他の人にも話す」ようです。
誰かの長所を褒める話をきくと刺激になるし、ポジティブになれるもの。さらに、巡り巡ってその陰褒めが本人の耳に届いたら…ますますその人のことを好きになるはずです。
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みんなに愛されるステキな人から学んだ、「また会いたい!」と思われる人の特徴を3つご紹介しました。
どれも意識すれば、すぐにでも実践できるものばかり。人に好かれたい、仲良くなりたい、と思う方は、ぜひ普段のコミュニケーションに3つのポイントを取り入れてみてくださいね。
「透明資産の日」とは?
大阪府大阪市に本社を置き、コンサルティングやマーケティング業務などを手がける株式会社ホスピタソンが制定。同社が定義する「透明資産」とは「目には見えないけれども、人・商品・サービス・想い・空間・空気などに心地よさを感じて、その人にもう一度会いたい、そのお店にもう一度行きたい、その商品をもう一度買いたいと思ってもらえる資産のこと」。仕事でも私生活でも人が生きていく限り、この「透明資産」に気づき、磨いて、伝えていくことが大切との考えを広めるのが目的。日付は同社の創業日(2011年12月14日)であり、「透明資産」という言葉に行き着いた日から。「透明資産」は同社の商標登録。
出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ <https://www.kinenbi.gr.jp/>
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