朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、ムーミン谷で暮らしたくなる本。
おうちでの読書タイムに、トーベ・ヤンソンさんが描いたムーミンの物語はいかがでしょう。ファンタジックで楽しいストーリーを読んでいると、ムーミン谷の住人になってみたくなります。ムーミンやスナフキンとおしゃべりしたり冒険の旅に出てみたい。冬のお休み中の読書にもオススメです。
『新装版 ムーミン谷の冬』
著者:トーベ・ヤンソン/訳:山室静
出版社:講談社
ある晩のこと、冬眠から目覚めてしまったムーミンは、雪に埋もれたムーミン谷へ飛び出します。これがきっと、雪というものなんだ。初めての感触にとまどいながら、雪の中を歩き出します。
氷に影をおとす瞬く星、谷間を照らすオーロラの光。海の遠くからやってくるのは氷姫……。ムーミントロールが冬ごもりをしている間も、世界は動いていることをムーミンは初めて知るのです。雪が天から降ってくること、鼻の上で溶けること、冬にしか姿を現さない内気なものたちがいることも。冬のムーミン谷をファンタジックに描いた傑作をどうぞ。
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『新装版 たのしいムーミン一家』
著者:トーベ・ヤンソン/訳:山室静
出版社:講談社
春の朝、冬眠から目覚めたムーミントロールが最初に聞いたのはスナフキンの歌声でした。それもいちばんごきげんなときにうたう歌。一緒に山に登ると、ムーミンの家の煙突から青いけむりが立ち上っています。じつは、このとき見つけた黒い帽子が、みんなを不思議な出来事に巻き込んでいくのですが、まずはお腹もぺこぺこだもの、ムーミンママが支度するおいしい朝ごはんを食べましょう。
やがて季節は春から夏へ、ムーミン谷のみんなにも心踊るファンタジックな冒険が待ち受けています。愛情深いムーミンママがこまごまとみんなの世話をするシーンも、ムーミン物語の楽しみのひとつです。この作品には、ムーミンパパ、ムーミンママ、ムーミントロール、それからスナフキン。ムーミン谷の住人たちにとっての幸せな時間が描かれています。物語の素敵な魔法にうっとりするムーミンの本をぜひ。
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『新装版 ムーミン谷の冬』
*『新装版 たのしいムーミン一家』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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