朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『たのしいムーミン一家』。
世界で愛され続けるムーミン谷の物語を、今日「サン・ジョルディの日」(本の日)に。
ムーミンの生みの親・トーベ・ヤンソンが描いた、ムーミントロールと楽しい仲間たちの物語。おうち読書にオススメしたい一冊です。
『新装版 たのしいムーミン一家』
著者:トーベ・ヤンソン/訳:山室静
出版社:講談社
春の朝、冬眠から目覚めたムーミントロールが最初に聞いたのはスナフキンの歌声でした。それもいちばんごきげんなときにうたう歌。一緒に山に登ると、ムーミンの家の煙突から青いけむりが立ち上っています。じつは、このとき見つけた黒い帽子が、みんなを不思議な出来事に巻き込んでいくのですが、まずはお腹もぺこぺこだもの、ムーミンママが支度するおいしい朝ごはんを食べましょう。
やがて季節は春から夏へ、ムーミン谷のみんなにも心踊るファンタジックな冒険が待ち受けています。
愛情深いムーミンママがこまごまとみんなの世話をするシーンも、ムーミン物語の楽しみのひとつです。ピクニックへ出かけるとき、荷づくりに大忙しのムーミンママ。毛布にフライパン、コーヒーわかしに食べ物をたくさん。あったかい服やテーブルかけもちゃんとバッグの中に入っています。この作品には、ムーミンパパ、ムーミンママ、ムーミントロール、それからスナフキン。ムーミン谷の住人たちにとっての幸せな時間が描かれています。
物語に魔法をかけられて、私もうっとりとする。想像の翼をはためかせれば、どこまでも飛んでいける。ムーミンの物語はいつもそう思わせてくれます。本を閉じたあともその気持ちはずっと続いています。おうち時間をぜひムーミン谷で!
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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