今日のカフェボンボンは、『新装版 ムーミン谷の冬』。
冬のムーミン谷をファンタジックに描いた傑作です。
『新装版 ムーミン谷の冬』
著者:トーベ・ヤンソン/訳:山室静
出版社:講談社
ある晩のこと、冬眠から目覚めてしまったムーミンは、雪に埋もれたムーミン谷へ飛び出します。これがきっと、雪というものなんだ。初めての感触にとまどいながら、雪の中を歩き出します。
お日さまはどこ?
誰か知ってる人に会いたいな。
氷に影をおとす瞬く星、谷間を照らすオーロラの光。海の遠くからやってくるのは氷姫……。ムーミントロールが冬ごもりをしている間も、世界は動いていることを初めて知るのです。
雪が天から降ってくること、鼻の上で溶けること、冬にしか姿を現さない内気なものたちがいることも。
冬のムーミン谷の「朝時間」は、春の兆しを感じる朝。
家の屋根からはしずくが落ち、雲が流れていきます。
Love, まっこリ〜ナ
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