今日のカフェボンボンは、新刊『旅のスケッチ』。
ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの初期短篇集です。1934年発表のデビュー作「大通り」も収録されています。
『旅のスケッチ』
著者:トーベ・ヤンソン/訳:冨原眞弓
出版社:筑摩書房
画学生だった20代のヤンソンが旅して見つめたのは、戦前のフランスやイタリアの町。ヴァイオリン弾きや花売り娘、ボヘミアンたち。月下の散策や語らい。路地の片隅で生まれる恋。
ムーミンが生まれるずっと前に描かれたスケッチから、街の雑踏とざわめきが生き生きと聞こえてきます。
2014年はトーベ・ヤンソンの生誕100年にあたる記念の年。世界各地でお祝いのイベントや展覧会が開かれています。
日本でも「トーベ・ヤンソン生誕100年記念 MOOMIN!ムーミン展」が巡回中です。ムーミンの原画などを見たい方はチェックしてくださいね!
カフェボンボンでもヤンソンさんの本をいろいろとご紹介しています。
*『トーベ・ヤンソン短篇集』…珠玉のベストセレクション。
*『少女ソフィアの夏』…フィンランの夏の小島を舞台にした祖母と孫娘の物語。
*『ムーミン谷の夏まつり』…ムーミン谷の大騒動を描いた物語。
*『しあわせな日々』…新聞に連載された漫画版ムーミン第13巻。
*『春の気分』…新聞に連載された漫画版ムーミン第10巻。
*『ムーミン谷のクリスマス』…新聞に連載された漫画版ムーミン第5巻。
Love, まっこリ〜ナ