おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
肩こりと比べると、どことなく存在感が薄い “首こり”。けれど最近は、パソコンやスマートフォンの使用時間が長くなり、あごが前に突き出した猫背の姿勢で過ごすようになり、首が凝っている人が増えてきているんです。
例えば首を左右にひねったり、横に倒したりしたとき。動かしにくさや痛みがある場合は、首と肩甲骨をつなぐ「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」という筋肉が凝り固まって、動きが悪くなっているかもしれません。
そんなときはストレッチでほぐしてあげると、首・肩甲骨まわりの動きがよくなり、凝りもすっきり。それでは、さっそくストレッチを始めていきましょう!
首と肩甲骨の動きをよくする朝ストレッチ
【1】ひざ立ちになり、足幅を広げる
※つま先は立てておきます
※かかと同士はつけておきます
【2】お尻をかかとに乗せたら、手を体の前についてペターッと前屈(60~90秒キープ)
※手を少しずつ前に歩かせていき、無理のないところでキープしましょう
※お尻が前に行き過ぎないようにしましょう
【3】上体を起こしたら、左手のひらを上に向けて指先を右方向へ伸ばす
※左肩、左こめかみをゆっくりと床につけましょう
【4】左腕をしっかりと床につけたら、左手の上に右手を重ねる(60~90秒キープ)
※左腕は肩から真横に伸ばします
※首・肩が力まないようにしましょう
【5】右腕を天井方向に持ち上げたら、指先を左脇腹に巻き付けるように垂らす(60~90秒キープ)
※右肩を後ろに引き、内側に入らないようにしましょう
※顔を天井方向に向けましょう
【6】反対側も同様におこなう
以上、首・肩甲骨の動きをよくするストレッチを紹介しました。
改めて意識してみると、「確かに振り向きにくさを感じる……」という方は多いはず。無理のない範囲で、ぜひ試してみてくださいね。
それでは今日も、よい一日を。
☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!