おはようございます。ヨガインストラクターの高木沙織です。
寒い日が続くと、体がギュッと縮こまりませんか?実はこの「体がギュッと縮こまる」姿勢は、肩こりを悪化させる原因の一つです。
肩こりの主な原因は、筋肉の疲労と血行不良。寒さで肩をすくませているときというのは、肩上部や肩甲骨周辺の筋肉が力んでいる状態。さらに筋肉が縮んで硬くなっているため、血行不良が起こりやすいのです。
体が冷えないように、暖かくいられる服装をすることはもちろん大事!
でも厚手の洋服を重ね着したり、その上からコートを羽織ったりすることで、肩にはずっしりとした重さがかかってしまいます。
就寝時、厚くて重い布団を何枚もかけることも然り。これもまた、肩こりを引き起こす原因になってしまいです。
そこで今回は、私自身も毎日おこなっている「肩こり改善」ストレッチをご紹介します。
腕を大きく広げたり、回したりせずにおこなえる簡単なストレッチなので、ぜひ試してみてくださいね。
血行不良を改善!簡単「肩こり解消」ストレッチ
1) 楽な姿勢で座り、両腕を肩の高さに持ち上げたら、体の前に伸ばす
2) 右腕が上にくるように体の前で腕をクロスさせ、手のひらを天井に向ける
3) ひじを曲げて、指先を上に向けたら、手のひら同士を合わせる
4) 指先を天井方向にグーッと高く持ち上げる。10秒キープする
5) 指先を体の前に倒す。10秒キープする
(4)~(5)の動きを、3回を目安に繰り返します。
そして今度は、左腕が上にくるように腕をクロスして、反対側も同様におこないましょう。
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ポイントは、ギュッと縮こまった姿勢で力みが生じやすい「肩上部の筋肉」や、「肩甲骨周辺の筋肉」の動きを感じることです。
指先を高く持ち上げるときは、息を吸いながら、前に倒すときは、息を吐きながら。
呼吸に合わせて、リラックスしておこなってみてくださいね。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>に更新です。来週もどうぞお楽しみに!