連載「教えてユミ先生!睡眠のお悩み解決室」では、気持ちのいい朝に欠かせない「睡眠の悩み」を解決するヒントを、日本睡眠改善協議会認定・睡眠改善シニアインストラクターの竹内由美さん(ユミ先生)に教えていただきます!
今回のお悩みテーマは…「二度寝グセをなおす方法」〜後編〜
(お悩み)休日の朝時間をゆっくり気持ちよく過ごしたいのに、どうしても二度寝がやめられず、遅い時間まで寝てしまいます…。二度寝を解消し、パッと起きるコツはありますか?
※前編「原因は平日の睡眠不足かも!休日の二度寝を解消する朝習慣」 >> https://asajikan.jp/article/205334
前編の記事では、二度寝を解消するために「朝の光」を活用する方法を解説しました。後編では、さらに2つの「二度寝解消」対策をご紹介します。
【対策2】平日の睡眠不足を見直そう
朝気持ちよく起きるためには、平日の睡眠不足を何日も続けないことが大切です。(参照:「月曜の憂うつが加速!?「週末の夜ふかし」がココロと体に及ぼす影響とは」 https://asajikan.jp/article/191371 )
それを気をつけていても、疲れがたまる…という人は、金曜日の夜に少し早く眠り、土曜の朝はいつもより少しだけ寝坊して疲れをとりましょう(ただし、いつもの起床時間より2時間以内には起きること。長く寝すぎると、生活リズムの乱れに繋がります)
こうすれば体内時計を乱さず、疲れがとれてすっきりして、翌日の日曜は二度寝しない気持ちいい朝が迎えられる可能性が大きくなります。
また、土曜日から気持ちよく起きられた週は、平日の過ごし方が良かったというサインにもなります。その週の平日の過ごし方を振り返り、その後もなるべく継続するようにしましょう。
【対策3】朝の儀式をしよう!
ゆったり過ごしたくてもなかなか眠気が取れない方は、水分をとる、顔を洗う、着替えるなど、目覚めのための朝の儀式を取り入れるのもおすすめです。
休みの日はストレスが少ないため働きモードになりにくく、目覚めが悪くなってしまうことがあります。それを防ぐためには、平日の朝と同じように朝の支度をするのも有効です。
いつもはコーヒーだけというひとも朝食を作ってみたり、洗濯をしたり…活動的に過ごせばきっと目覚めは良くなります。
もしダラダラとしているうちに眠くなってしまうという人は、散歩に出て外で朝食を食べてもよいでしょう◎
ランチ後の2時くらいまでは気持ちよく活動的に過ごせば、充実したお休みになるはず。もし午後に眠くなってしまったら、短めのお昼寝を実践してみてください。短めのお昼寝なら夜の寝付きの妨げにならず、翌朝の二度寝を解消しやすくなりますよ。
☆次回7月の記事もどうぞお楽しみに!