毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
今年は2月2日!「節分」を英語で説明すると?
2月の日本の行事といえば「節分」。鬼を追い払って新年を迎える行事で、もともとは季節の変わり目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日はすべて「節分」だったのだとか。
江戸時代以降は、春が訪れる「立春」の前日だけを「節分」と呼ぶことになったそうです。
例)
A:When is Setsubun in 2021? (=2021年の節分はいつですか?)
B: It’s February 2nd.(=2月2日です)
立春は36年間2月4日でしたが今年は37年ぶりに「2月3日」になるため、節分は2月2日になります。
また、節分といえば「豆まき」。これには「鬼を打ち払う」意味と、「豆を投げて恵むことで静まってもらう」という2つの意味が込められてると言われています。
例)
A: Why do people throw beans? (=なぜ豆まきをするのですか?)
B: To drive away demons, people scatter roasted soybeans both inside and outside of their homes.(=鬼を追い払うために炒った大豆を家の中と外に撒きます)
節分以外にも、ひなまつりや七五三、七夕など、日本にしかない行事、つまり、英語にそのまま直せず、意味合いを説明する必要がある行事はたくさんあります。
自分の国の文化として外国人にしっかり説明できるよう、その由来や意味合い、英語での説明例を覚えておきたいですね!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
(※訂正とお詫び)記事公開時、立春について「長い間2月4日でしたが、今年36年ぶりに2月3日になるため」と表記しておりましたが、正しくは37年ぶりです。訂正してお詫びいたします。(2021年1月30日 19:00)