手に入れたい肌を瞬時に叶えるベースメイク法が人気のヘアメイク。セルフ美容を通して人生を豊かにする一般社団法人日本セルフ美容協会®を設立、理事を務める森田玲子さんによる連載「セルフ美容で気分が上がる♪朝の簡単ヘア&メイク術」。朝におすすめのセルフ美容術をご紹介します♪
いけないとはわかっていながらも、お酒を飲み過ぎてしまったり、美味しさに負けて塩分を摂りすぎてしまった翌朝…。
鏡に映る、パンパンにむくんで丸々としたフェイスラインを見て、悲しくなった経験は誰しもあるはず。
むくんでいると、顔が大きく見えるだけではなく、顔立ち全体の印象もネガティブに見えてしまうもの。
いつもと違うのはむくみだけなのに、大きさだけでなく見た目の印象にも影響が…。その理由は、むくむことで、素敵な顔立ちに欠かせない“立体感”が失われてしまうからなんです!
今回は、むくんだ朝はもちろん、小顔に見せたい日のメイクにも活用してみてほしい、メリハリのあるすっきり小顔メイク術をご紹介いたします。
むくんだ顔に効く!すっきり小顔が手に入るプチプラコスメ
小顔メイクを叶えるためには
- 影を作って顔に奥行き感をつくること
- 光を与えて立体的に見せること
この2点が何よりもカギになります。そしてこの2つを叶えてくれるのが、シェーディング、ハイライト、チークの3つのコスメです。
(写真左から)
【シェーディング】セザンヌ/シェーディングスティック 02
スティックタイプで誰でも簡単!お助け小顔コスメ。
【ハイライト】セザンヌ/パールグロウハイライト 01
華やかな輝きがお値段以上。立体感とイキイキしたオーラがゲットできるハイライト。
多色を混ぜるからどんな肌からも浮かない、ふんわりチーク。
この3つのコスメを使ったメイクなら、すっきりした小顔を目指すことができますよ!
メリハリ、すっきり♪小顔メイクの方法
【1】シェーディングで影を入れる
- 鼻の脇~眉頭
- フェイスライン
- 頬骨の下
むくんでいる日って、顔の凹凸は一体どこへ…?と言いたくなるくらい、のっぺりした印象に見えてしまいますよね。
むくみによって凹凸が減り、顔立ち全体がぼんやり見えてしまうのです。まずはそこを解消するために、本来の骨格を掘り起こすかのようなイメージで、自分の骨格に合わせて影を付けましょう。
シェーディングは、クリームタイプのスティックを使うと、ラインを引いてスポンジでなじませるだけで済みますし、その上ナチュラルに仕上がりますよ。
加減が難しいと感じている人はぜひお試しを!
【2】ハイライトで光を入れる
- 鼻筋
- 頬骨
- 顎先
今度は、先ほど付けた影をより引き立てながら、光の反射で立体感を生むためのハイライトを入れていきます。
ただ、強いむくみが気になる日は、ハイライトの入れ過ぎには要注意!あまりにも広く入れると、余計に膨張して見える可能性があります。
ハイライトを入れるときは、ブラシを指でつぶして、細長く、シャープにのせることを意識してみてください。
そうすると、疑似的ではありますが、頬骨や、シャープな顎や鼻筋が生まれたかのように見えますよ♪
【3】チークで血色を入れる
最後にチークで血色感をプラスします。入れる位置は、頬の内側に。目尻よりもはみ出さないことを目安にするといいですよ。
むくみによる「間延び見え」をカバーしたいときは、チークは横長に入れるのではなく、逆三角形に。
こうすると、顔の余白が減ったように見えますし、頬に高さが出て立体感がアップします!
メイク前のリンパマッサージもおすすめ
むくんだ朝の小顔メイクテクニック、いかがでしたか?この小顔メイクは、写真をたくさん撮るようなお出掛けの朝も使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
むくみを解消するためには、メイク前にリンパの流れにそってマッサージをしたり、ストレッチをして身体全体の巡りを良くしたりすることもおすすめです。
塩分を排出してくれる「カリウム」を含むきゅうりやバナナ、さつまいもなどを朝食で摂るのも◎
メイク前のケアやメイクで顔立ちをスッキリ見せて、ハッピーな朝時間&1日を過ごしてくださいね。
☆この連載は<水曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!