4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
小顔をつくるメイクと言えば、真っ先に思い浮かぶのが、顔に凹凸をつけるハイライトやシェーディング。
でも、この2つのテクニックを駆使して小顔を実現させるのは割と難しく、そしてどうしても手間が掛かってしまいます。
実は、もっと簡単なメイクで小顔をつくれるポイントがあるのです。今回は、お手軽な方法で小顔を叶えるメイク術をご紹介します。
小顔のポイントは『眉の長さ』
みんなで並んで撮った写真を見た時
「あともう少し、小顔だったらいいのにな」
と思ったりしますよね。
『小顔になりたい!』
これは女性にとって永遠のテーマだと思います。
普段メイクレッスンをさせて頂く中でも、『小顔になれるメイクを教えてほしい!』といったご要望をとても多く頂きます。
小顔に見せるテクニックというのは色々とありますが、大切なのはただ小顔に見せるだけではなく、「小顔でバランス良く美しく見える」というメイクが本当に求められていると思っています。
こう書くと、非常に高度で複雑な技術が必要に感じるかもしれませんが、実はとてもシンプルです。
小顔を叶えるために1番に意識して頂きたいのがここ!
それは
『眉の長さ』
です!
『眉はお顔の額縁』とよく言われますが、眉の長さがあると、下の図のようにお顔の中で逆三角形のようなパーツバランスが完成し、とても美しく見えます。
顔全体のバランスを見た時に、上の方へポイントがくるので、その下の目元・頬・口元などがとてもコンパクトに見える効果があるのです。
逆に眉毛の長さが短いと、図のようにお顔のパーツバランスは六角形になり、この形では頬の面積が大きく感じられます。
芸能人やモデルさんのメイクも、高確率で眉は長めです。
眉を少し長めにつくることで、目元や頬のバランスまで変わって見えるので、眉の長さを是非長めに描いてみましょう。
では実際、どの方向へ、どのくらいの長さを目安に描くと自然に小顔に見えるのでしょうか?そのポイントをご紹介しますね。
眉尻の位置はこめかみに向かうのがベスト
小顔をつくるメイクにとても重要な、眉の長さ。
この長さを出すために、眉尻の終わりは目尻よりも2,3mm以上外側が理想的です。
是非、ご自身の眉尻の位置が目尻のくぼみよりも、外側にきているかミラーでチェックしてみてください。
目尻のくぼみよりも、外側に眉尻がきていたら◎。
さらに、眉尻の位置は、こめかみの方向に向かって流れていることが、小顔をつくる眉の描き方のポイントです。
この眉尻の位置が下がってしまうと、お顔全体が下がって見えてしまうため、美しく小顔に見える効果が半減してしまいます。
目元より長めに、そして眉尻の終わりは、こめかみ方向へ流すように描いてみましょう。
これだけで、とてもバランスが整い、驚くほどお顔が小さく見える効果があります。
眉の長さを変えるとこんなに印象が変わる!
実際に眉の長さを少し長めに描くと、とても大きく印象が変わります。
左は、私のメイクレッスンの参加者さんの、レッスン前のご自身のメイク。
右は、骨格に合わせて眉の長さを長めに描いて頂いた時の写真です。
眉の長さを少し長めにすると、お顔全体がスッキリとした印象に変化!!
みなさん、眉の長さを変えるだけで、元々の綺麗な顔立ちがさらに美しくみえるようになります。
さらに、眉の長さや角度を上記のポイントに変えると、目尻よりも眉が長めにくるので横顔もとてもきれいに見えるようになります。
まとめ
小顔をつくるメイクで実はとても重要な『眉の長さ』。
眉の長さを数ミリ変化させるだけで、小顔効果があり、とても美しいバランスの顔立ちにすることができます。
是非、明日からのメイクで小顔をつくる眉の長さや眉尻のポイントをお試しください。
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!