おはようございます。美容家の寒川あゆみ(そうがわあゆみ)です。
大阪のエステサロン「private salon Laule’a」の代表として、サロンワークのほか、美容ライターや講師、美容家として活動しています。
さて、「美肌になりたい」「透明感のあるお肌になりたい」と感じる一方で、年齢とともに日焼けの戻りの遅さやお肌のくすみも気になり始めた…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時、エステやクリニックに行ってサロンケアを受けることもできますが、時間的、そしてコスト的な問題でなかなか続かないことも。
「スキンケアでなんとかならないかな?」と思う方も多いのでは?
今回は、エステティシャンである筆者が、まるでエステに行ったかのような透明感のあるお肌へ導くために、プチプラコスメでできる美白スキンケア法についてご紹介します。
【1】洗顔で肌表面の汚れを落とそう
「美肌になりたい」「透明感のあるお肌になりたい」「くすみが気になる」そう感じた時に、まず素肌環境はどうか?を考えましょう。
肌表面にはメイク汚れや洗い残し、ホコリや排気ガス、花粉などの外気汚れなどが付着しています。
これらがお肌表面に残っていると、肌トラブルの原因や、肌のゴワつきやくすみの原因にもなります。
メイク汚れは必ずクレンジング剤で優しくていねいに洗い流し、朝起きた後も、しっかりと泡立てた洗顔で、肌表面の汚れや毛穴に溜まっている汚れをていねいに洗い流しましょう。
【2】週に一度のクレイマスクで角質の大掃除をしよう
クレンジングや洗顔で日々ていねいに汚れを落としていても、見えない汚れが蓄積していたり、毛穴の奥に残っていた汚れが酸化して黒ずみになっていたり…肌細胞も毎日代謝しているので、肌が均一に整っていないこともあります。
そんな時は週に一度のペースでクレイを使ったパックをすることで、毛穴の汚れを泥の力を借りて大掃除しましょう。
クレイにはミネラルが豊富なので、古い角質を柔らかくしながら自然にお肌を均一にしてくれます。
お肌にクレイパックを塗って5〜10分置き、洗い流すだけなのでお肌に負担がかかりにくいのでオススメです。
ただし、日焼け直後の赤みがひどい時などは控えておきましょう。
【3】ビタミンC誘導体入り化粧水をたっぷりと浸透させよう
お肌に透明感が欲しい、美白になりたい、くすみや黒ずみ、ニキビ跡が気になるという方は、美白効果の高いビタミンC誘導体やアルブチンが含まれている化粧水を選びましょう。
コットンを2枚重ねにし、化粧水をたっぷりと含ませてお肌に優しく抑えるようにパッティングをおこないましょう。
コットンを裏返してもう一度化粧水を足して「追いパッティング」をおこない、お肌の水分量を高めましょう。
【4】ビタミンC誘導体やアルブチンのシートマスクをプラスしよう
肌内部に蓄積しているくすみやシミの元となるメラニンをいち早く追い出すためには、ビタミンC誘導体やアルブチンが効果的。
「毛穴を引き締めたい」「透明感のあるみずみずしいお肌になりたい」「ニキビ跡などの赤みを引かせたい」という方は、事前に冷蔵庫でシートマスクを冷やしておき、肌表面にぴったりと密着させてお肌を鎮静させましょう。
「お肌のくすみをなんとかしたい」「透明感が欲しい」「肩こりやむくみによって血行が悪い」という方は、常温のシートマスクをお肌にぴったりと密着させた上にラップをのせ、水で濡らして絞ったタオルをレンジで30秒ほど温めて適温になったらお顔の上にのせて蒸しパックにしましょう。
【5】最後に乳液とクリームをしっかりとなじませる
化粧水とシートマスクで肌細胞にしっかりと水分をなじませたら、乳液とクリームを手のひらでしっかりとなじませながら、軽くマッサージをするように整えましょう。
クリームもビタミンC誘導体が含まれているものなどがオススメです。
ご紹介した通り、お肌の透明感を高め、美白肌になりたい場合は
- まずは角質の環境を整えること
- 美白力の高いビタミンC誘導体やアルブチンが含まれているスキンケアを選ぶこと
- たっぷりと浸透さること
- 自分のお肌は冷やして鎮静をするべきか、温めて血行促進を促すべきかを知ること
- 日中は紫外線から守ること
などが必要です。
プチプラスキンケアコスメでも、成分をチェックしてみると実は豊富に揃っていますのでぜひ参考にしてみてはいかがですか?
☆この連載は<木曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!