朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ～ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、眠る前にくつろぐための本を。
おやすみ前のひとときに数ページめくるだけ。ベッドの上ですぐにリラックスできる本をセレクトしました。愛らしい子どもに癒される３冊です。疲れているとき、なかなか眠れそうにないとき、ぜひ手にとってみてください。
未来ちゃんと出会う。
おかっぱ頭に真っ黒な瞳の未来ちゃん、まゆをしかめて何を見つめてるの？ ひび割れたほっぺふくらまして、ぎゅっと力を入れて、ごはんを食べる時も泣く時もころぶ時も全力少女。大好きなうさぎを抱っこする時もね。
写真家・川島小鳥さんの大人気写真集です。佐渡島に暮らす女の子の一年をフィルムカメラで鮮やかに切り取り、世界各国で反響を呼びました。いつだって世界の真ん中にいる女の子、そして雪ん子のようにファンタジックな未来ちゃんに出会えます。
『未来ちゃん』
著者：川島小鳥
出版社：ナナクロ社
イップとヤネケの物語。
オランダの子どもたちに愛されている本。小さな男の子と女の子の日常を描く、素朴な幸せに満ちた物語です。
お隣同士のイップとヤネケは、生け垣のすき間から行ったり来たりして遊ぶ大の仲良し。おじいちゃんにりんごを届ける途中で道草したり、子猫の世話をするふたりの様子がとてもさりげなく、身近に感じられるように語られます。
黒いシルエットの挿し絵も愛らしいストーリーをいくつか読むだけで、疲れが取れて頭がほぐれます。温かい家庭の雰囲気が、幸せな気分をもたらしてくれるのかもしれませんね。
『イップとヤネケ』
著者：アニー・M・G・シュミット／訳：フィープ・ヴェステンドルプ／絵：西村由美
出版社：岩波書店
のんびりでいいよね。
スヌーピーたちはみんなのんびりマイペース。なんだかさえない気分の時やアンラッキーなことが起こった時も、あわてないむりしない。タメイキをついたり新しい哲学を考え出したりしながら、気を取り直してまた自分のペースでのんびり気楽に生きていく。
ため息でたらスヌーピー。悩みはいろいろあるけれど、まあのんびりいこう。心に効く傑作選コミックをどうぞ。
『ピーナッツ エッセンス 6 いいことがある』
著者：チャールズ・M・シュルツ／翻訳：谷川俊太郎
出版社：復刊ドットコム
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
＊『未来ちゃん』
＊『イップとヤネケ』
＊『ピーナッツ エッセンス 6 いいことがある』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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