おはようございます♪ヨガインストラクターのkayoです。
今日は少しコアな内容になりそうです。笑
ご興味ある方は是非楽しんでいただけたら嬉しいです♪
ヨガのレッスンのはじめと終わり、そしてポーズを取るときにも行ったりする胸の前での合掌。ヨガでは『アンジャリ・ムドラー』と言います。
ただ胸の前で手を合わせるだけなのですが、精神を落ち着けて安定させる働きがあると言われています。
左手は自我「アートマン」、右手は宇宙「ブラフマン」
左手は陰、右手は陽
左手は不浄、右手は神聖
を表します。
手を合わせることで、これら2つの相反するものをひとつにする、ひとつであるという意味です。ひとつになって調和されると、本来の自分に戻るとされています。
日本でも「いただきます」のときや、寺社参拝の際に行ったりするので、私たち日本人にとっては馴染みのある動作だと思います。
日本での合掌には感謝の気持ちがこもっていますが、ヨガでの合掌にも感謝や尊敬の意味が込められています。
とてもシンプルな動きですがポイントがいくつかありますので解説していきますね。それでは早速やってみましょう♪
手を合わせるだけで心が落ち着く♪ヨガの合掌「アンジャリ・ムドラー」
正座かあぐらなど楽な姿勢で座り、顎は軽く引いておきます。
手のひらを合わせて、親指を胸にあてましょう。
両手を均等な力で合わせます。
どちらか一方の手で押してしまわないように気を付けましょう。
利き手が強く押しがちになるので、そう感じたら強く押し合わずに利き手の力を緩めます。
ポイント
- 肩はリラックスさせましょう。
- 手のひらの中心はやわらかく保ち、丸みを持たせましょう。
いかがでしたか?
普段何気なく行っている合掌も、意味を知ることでまた違った気持ちで行えるかもしれません。
ヨガのときや「いただきます」のとき以外にも、心を落ち着けたいとき、リラックスしたいときに是非行ってみてくださいね。
それでは今日も素敵な1日を♪
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!