みなさま、おはようございます!
忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第197回目は、卵1個でボリューム満点のおかず「卵とわかめの袋煮」をご紹介します。
かつおぶしの小パックを使うので、お昼までにかつおのうまみがしみこみ、出汁いらず!油抜き不要の薄揚げを使うと、あっという間にできますよ。
簡単ですが、何度でも食べたくなる美味しいおかずです。よかったらお試しくださいね。
何度でも食べたくなる卵のおかず!「卵とわかめの袋煮」のお弁当
(材料)作りやすい分量 2個分
- 薄揚げ 1枚(50g) ※油抜き不要のもの
- わかめ(乾燥) 大さじ1
- 卵 2個
- かつおぶし 小1パック
- 七味 適量 ※お好みで
- (A)水 1/2カップ
- (A)みりん 大さじ1
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)砂糖 小さじ1
(作り方)
1) 薄揚げをまな板に置き、さいばし等で上からコロコロと少し力を入れて転がす(こうすると、中がはがれやすくなります)。
2) 横半分に切って袋状にする。
※薄揚げは、油抜き不要のものを使うと忙しい朝には便利です。
3) コップ等の器に半分に切った揚げを入れて、わかめを分け入れる。
4) 卵も割りいれ、上部を楊枝等でとめる。
5) 小鍋に(A)を入れて強めの中火で熱し、(4)を入れる。
6) 蓋をして弱めの中火で5分程度煮る。途中上下を裏返して、しっかり火を通す。かつおぶしを入れて全体に煮からめつつ、汁気をとばす。
※卵が煮えて固くなったら火をとめて、そのまま鍋の中で冷まします。
お弁当に詰める時は、楊枝をとってお好きな形に切って。かつおぶしもからめたり挟んだりして一緒に入れると、お昼までにはさらにうまみが浸みこみます。
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卵1個で、ボリュームのあるおかずができるのが嬉しい袋煮。
詰める時には、一緒に煮たかつおぶしを挟むようにして詰めるのがおすすめ。お昼にはしっかりとかつおのうまみが揚げに浸みこみます。
作ってから食べるまでに時間のかかるお弁当だからこそ、美味しくなるおかずです。
卵とわかめの袋煮、ほうれんそうのお浸し、茄子のトロトロ煮、しいたけのフライ、塩鮭、つくね串、ゆかりごはんと梅干し。
前日の晩ごはんは、鍋!
鍋に入れたつくねは、火が通ったらお弁当分はとりだしておいて、翌朝照り焼きだれにからめて串に。
しいたけも、2個だけ鍋に入れずにとっておき、朝、衣をつけて揚げ焼きにすると、ちょっと嬉しい「しいたけフライ」。
茄子やほうれん草も前日の副菜の残り。色々と作り置きするのが面倒なときも、前日おかずの取り分けだと気がラクですね。
こんなふうに取り分けおかずが多い時は、卵のおかずをちょっとだけ頑張るとごちそう弁当に。お昼には出汁がしっかりしみた袋煮は嬉しいものです。
よかったらお試しください。
料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!