みなさま、おはようございます!
忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第119回目は、懐かしさいっぱいの「甘い卵焼き」をご紹介します。
我が家に時折登場する「甘い卵焼き」は、九州出身の義母が元気だったころよく作ってくれました。最初は砂糖の分量が多くて、本当に驚きました(笑)。
甘い卵焼きやしょうゆの濃いもの、出汁巻き卵…など、卵焼きはご家庭によって様々ですが、しっかり甘い卵焼きを作ってみたい時に是非お試しください。
砂糖を多く入れると焦げやすいのが困るところですが、水を入れるとやわらかく焦げにくくなります。卵1個に対して水大さじ1が作りやすい分量です。お試しください♪
懐かしい味を楽しもう♪「甘い卵焼き」のお弁当
(材料)作りやすい分量 2~3人分
- 卵 3個
- 水 大さじ3
- きび砂糖 大さじ3 ※しっかり甘い味付けなので、お好みで加減してください。
- 塩 小さじ1/4
- 油 適量
(作り方)
1) ボウルに卵、水、砂糖、塩を入れて箸で切るように混ぜる。箸をボウルの底から離さないようにして動かすとよい。
※しっかり混ぜる(白身をなくしたかったらザルで濾す)か、白身を少し残すかは、お好みで。少し白身が残るくらいがやわらかく仕上がります。
2) 卵焼き器に油をすべて入れて、中火で熱してしっかり温めて小皿に油を移す。小さく切って畳んだ紙タオルで全体に油を広げてなじませる。卵液を全体に広がる程度に入れてくるくると丸める。
3) (2)で油をしみこませた紙タオルで卵焼き器に油を広げつつ、卵液を全体に入れてくるくると丸める作業を繰り返す。最後は卵焼き器に軽く押しつけるようにして、巻きすの上に置き、形を整える。
※巻きすがない場合は、ラップできっちりと巻くと形が整います。
4) 好みの大きさにカットする。
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卵焼きほど、簡単ながら奥の深いおかずはないのではとよく思います。甘い味は好き嫌いがあると思いますので、どうぞお好みで!
自分弁当。
甘い卵焼き、さやいんげんの胡麻和え、茄子と豚のしょうが焼き、かぼちゃとにんじんの揚げ浸し、ゴボウの唐揚げ、明太そぼろごはん。
日々食べる卵焼きは、しょうゆ味や出汁巻き卵ですが、時々「甘い卵焼き」を思い出して作って食べては懐かしい気分に浸っています。
それぞれの家庭の、それぞれの卵焼きの味。いいものですね。今週も、家庭の味のお弁当作りを楽しんでください。
料理研究家 かめ代。
料理研究家 かめ代。
公式サイト kameyo レシピと暮らし
http://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!