今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『うっかり鉄道』。
能町みね子が日本各地のローカル線をめぐる旅に出る。気ままな旅の醍醐味にあふれた一冊をどうぞ。
『うっかり鉄道』
著者:能町みね子
出版社:幻冬舎
旅が好き。鉄道が好き。各駅停車が好き。古い駅舎が好き。
能町さんはいつも計画を立てずに旅に出て、気になる駅があったら降りてみる。なにより「途中の駅」を味わうのが好きなのだそうです。
著者と担当編集者がふたり旅。計画性不十分にローカル線をめぐります。鉄道の高架下に広がる異空間、工場と工場の真ん中を縫って走る電車、北国の駅の琺瑯看板、山あいの集落にある無人駅……。わび・さびの世界に旅情が漂います。
能町さんがフリーハンドで描いた鉄道路線図が美しい。この駅と駅のあいだにはどんな風景が広がっているんだろう。路線図を眺めているとワクワクしてくる。途中の駅に降り立ってみたくなります。
能町みね子さんの本、以前ご紹介したこちらもぜひどうぞ。
*『きまぐれミルクセ〜キ 能町みね子の純喫茶探訪』
Love, まっこリ〜ナ
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