今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、ゆず湯にちなんで、おふろ読書はいかがでしょう。
今日は冬至の日。おふろや温泉にまつわる本をセレクトしました。湯気の向こうに愛がみえる3冊です。ゆずの香りに包まれながら楽しむ、おふろ読書のお供にぜひどうぞ。
湯けむりオムニバス。
渡辺ペコのおふろをめぐるコミック作品集。姉妹のせつないおふろの思い出、会社をサボってスーパー銭湯、息子と入る特別な日のおふろ。この本に描かれるのは、いつもとは違う非日常の「おふろ」の時間です。
一緒に入る誰かによって、おふろは特別なひとときになる。疲れたらおふろどうぞ。心のコリをほぐしくて。
『おふろどうぞ』
著者:渡辺ペコ
出版社:太田出版
温泉宿の恋人たち。
人気作家・西加奈子の恋愛小説。温泉宿で過ごす2組の恋人たちの一夜を描きます。4人それぞれの視点で一夜の出来事が語られ、謎は静かに深まっていく。ひなびた温泉宿を楽しむ旅が一転、黒々とした闇がお互いの心に忍び込む。
湯上りに五感を研ぎ澄ませて読みたい一冊。ミステリアスで官能的なラブストーリーに浸ってください。
『窓の魚』
著者:西加奈子
出版社:新潮社
至福の銭湯×酒エッセイ。
『孤独のグルメ』『花のズボラ飯』の久住昌之が、明るいうちから銭湯めぐり。北千住、銀座、浅草、神保町など、ノスタルジックな銭湯で愉快な人間観察を繰り広げます。開いたばかりの銭湯をのんびり満喫したら、その足で明るいうちからビールを一杯。
心がゆるみっぱしの本。年末年始の読書にもオススメです。
『昼のセント酒』
著者:久住昌之/画:和泉晴紀
出版社:カンゼン
くわしくはこちらの記事をどうぞ。
*『おふろどうぞ』
*『窓の魚』
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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