みなさま、おはようございます!
忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第130回目は「白菜の簡単おひたし」をご紹介します。
以前、白菜のごま酢をご紹介しましたが、水分の多い白菜は、水分をしっかり出すことがお弁当おかずには大切です。塩でもんで水気を出す浅漬け等の他に、茹でて水気を出すおひたしも◎!
おひたしといってもグラグラと湯を沸かして白菜の大きな葉をゆでたり、出汁をとったりするのは忙し女子のみなさまにとっては手間だと思いますので、切った白菜から出た水分を利用して蒸し煮。白菜のうまみのある水分を出汁がわりに利用します。
小鍋ひとつで簡単な「白菜のおひたし」よかったらお試しください。
時短カンタンお弁当おかず!「白菜のおひたし」
(材料)作りやすい分量
- 白菜の葉 大3枚(300g)
- 塩 小さじ1/2
- かつおぶし 適量
- しょうゆ 大さじ1
- 酢橘や柚子の絞り汁 大さじ1 ※あると美味しいですがない場合はなくてもOK
(作り方)
1) 白菜は、繊維に直角に7mm幅程度に切り、小鍋に入れて塩を全体にまぶして10分程度置く。
↓白菜から水分が出てくる。
2) 小鍋の蓋をして強めの中火で熱する。グラグラと沸騰してきたら火を弱めて5分程度、白菜から水分がでるまで加熱する。
※白菜により、水分が出にくい場合は、水を大さじ2~3足して加熱してください。
3) 容器に移して、しょうゆと柚子の絞り汁を入れて混ぜ、そのまま冷ます(前日に作ると、しっかり味がしみて美味しい)。
4) お弁当を詰める時は、紙タオルの上にのせて水分を切り、かつおぶしをまぶして入れる。
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白菜は野菜の中でも水分が多いので、お弁当のおかずに取り入れるのは難しい食材ですが、冬の間の美味しい野菜として活用したいものですよね。
ほうれんそうのおひたしのように、茹でた白菜を出汁しょうゆに浸ける・・・というのが通常のおひたしのレシピですが、今回はずいぶん簡単にしてみましたので^^
すき間時間にちょこちょこ作る気になります。
ちくわの磯辺揚げ、豚こまカツ、紫水菜とくるみのツナ和え、ピーマンと茄子のオイスターソース炒め、白菜の簡単お浸し、ごはんと梅干し。
今回は、お浸しを、実家でとれたの小さな酢橘をカップにして盛り付けてみました。酢橘や柚子の香りは本当にうれしいものですね。
これから寒くなりますが、お弁当つくり楽しんでください。
料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!