BLOG

おやつ読書にオススメの本『なんたってドーナツ 美味しくて不思議な41の話』

 

今日のカフェボンボンは、新刊『なんたってドーナツ』

ドーナツにまつわる話41篇を集めた本。ノスタルジックで甘いひとときをお楽しみください。

なんたってドーナツ 美味しくて不思議な41の話
編:早川茉莉
出版社:筑摩書房

ドーナツそれともドーナッツ? ふだんはドーナツ食べる!って言う。でも、字に書くとドーナッツの方が美味しそう。この本の中では、ドーナッツと書いている人は少ない。村上春樹、長田弘はドーナッツ、北原白秋はドウナツ。

「お母さん、ドーナッツ作って」筒井ともみさんがそうねだったのは、なぜかいつも雨の降る日曜日だった……。

田村セツコさんは、ただ「丸い、わっかになっているお菓子」とだけ書く。お砂糖をまぶした甘いお菓子は、疎開先でのほろ苦い記憶と結びついている。

ドーナツの思い出は、真ん中の穴から外へと、まあるくやさしく広がっていく。

ドーナツの「朝時間」は、アップルサイダー&ドーナツの朝。秋風にりんごの匂いがふんわりと。

みなさん、よい週末を。
Love, まっこリ〜ナ

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』

公式ブログ
小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング