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旬の秋ナス!お買い物前に知っておきたい「選び方のコツ」
今が旬、秋ナスは実がしまり、甘みがあって、焼きナス、揚げなす、田楽、麻婆茄子…どんな食べ方でも、おいしいものですよね。
ナスは、夏~初秋が”旬”ですが、昼夜の温度差が大きくなる秋は、皮が薄く、実が締まって、おいしさがアップ!この気温差が、秋ナスのおいしさの秘訣です。
ところが、ナスには利尿作用のある”カリウム”が多く、カラダの外に熱を出すため、カラダを冷やしやすい性質が。
そのため、おいしいからとたくさん食べて、大切なお嫁さんが体調を崩すことがないようにという気遣いから、「秋茄子は嫁には食わすな」といわれるようになったようです。
おいしいから嫁には食べさせない、という意地悪な意味合い(!)ではなく、カラダを冷やすため、妊娠の可能性もあるお嫁さんへの思いやりの気持ちから、このように言われているのですね。
おいしいナスの選び方と保存のポイント!
さて、そんなおいしいナス。
新鮮なものがやはりおいしいのですが、首までしっかり太っているものや、皮の色が濃く、ツヤがあって光っているもの、ヘタが黒く、トゲが痛いくらいのもの、などが、新鮮なナスの特徴だそう。
バラ売りか、透明の袋に入っているものが多いので、選ぶときにちょっと気にしてみてくださいね。また、ナスには水分が多いため、触ったときにハリと弾力があって、ずっしりと重みのあるものも◎です。
また、保存するときは、ラップに包んで日の当たらない場所におくと、1週間程もちます。低温に弱いので、なるべく常温保存できるといいのですが、冷蔵庫で保存する場合は、ビニール袋に入れれば大丈夫。
ただし、5℃以下になると果肉も皮も固くなるうえ、風味も落ちるので、冷気のあたる場所などは避けるのがベター。水分が蒸発しやすく、すぐにしなびてしまうため、乾燥させないことがポイントです。
ナスの栄養素「ナスニン」とは?
ところで、ナスには意外な栄養素があることをご存知ですか?
それは、ポリフェノールの仲間「ナスニンとアントシアニン」という成分で、紫色の皮に多く含まれています。強い抗酸化作用でコレステロール値を下げたり、血液をサラサラにする効果、眼精疲労にもいいそうですよ。
ナスニンは水に溶けやすいので、アク抜きしなくてもいいように、切ったらスグ調理するのが◎ 油で加熱したり、汁ごといただくスープにすると、余すことなくいただけます。
秋ナスは暑さに疲れたカラダにはオススメですが、食べ過ぎには要注意!冷え症の方や妊産婦さんは、カラダを温めるネギや生姜と一緒に、少量を味わってみてはいかがでしょうか?
お箸が止まらない!和風「茄子」レシピ7選
ナスは油や煮汁をたっぷりと吸収して、旨みをギュッと吸い込んでくれる食材ですが、皮には眼精疲労や疲れ目、視力回復に働くポリフェノールがたっぷり!
デスクワークやスマホの使用で疲れた瞳を労わってくれるそうですよ♪