今日のカフェボンボンの本棚は、『タイポさんぽ改』。
路上の誘惑。それは街角の個性あふれる看板や商品のロゴタイプ。街にはおもしろ文字があふれてる！
カフェボンボンで以前ご紹介した『タイポさんぽ』がパワーアップ。タイポグラフィに魅せられた著者が採取した文字コレクションをお楽しみください。さあ、路上の文字観察に出かけましょう！
『タイポさんぽ改』
著者：藤本健太郎
出版社：誠文堂新光社
街を歩きながら視点を変えてみる。そう、少し上のほうへ。あれ、この看板の文字こんなんだったっけ？
昔ながらのアーケード街や繁華街の雑居ビル、老舗の珈琲店や病院の看板。いったん街角文字の面白さを知ると、気になってしかたなくなる。かっこいいタイポグラフィを探している自分に気づくのだ。
この本の文字たちは衝撃的なほどインパクト大。著者は日本各地で発見した文字を読み解きつつ、時代に流されない手仕事の味わいを伝えます。
古びた看板がしっくりと風景に溶け込んでいる。雨風や強い日差しにさらされて色あせても錆びついても変わらずそこにある。まだピカピカ輝いていた頃の名残をかすかにとどめて。
朝のタイポさんぽ、いかがでしょう。いつもの風景が違ってみえるかもしれません。通勤通学の途中でも！
＊朝読書のすすめ『まっこリ～ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ～ナのCafe BonBon』はこちら＞＞
