今日のカフェボンボンは、東京の坂道ガイドブック。
新刊の文庫『大江戸坂道探訪』です。100本の坂道を周辺の名所などとともに紹介します。
『大江戸坂道探訪 東京の坂にひそむ歴史と謎と不思議に迫る』
著者:山野勝
出版社:朝日新聞出版
一本の坂道を上がり下りすることで眺望が変わる。坂のてっぺんで思いもかけない景色と出会うこともある。こうしてみると坂めぐりはまさに旅。小さな旅かもしれないけど。
丘と谷が入り組む東京は坂道の宝庫で、江戸時代に命名された坂が500あまりも残っています。坂の名前から眺望や勾配、形状が想像できるも面白い。富士見坂、胸突坂、幽霊坂、暗闇坂なんていうのもそうですね。
名坂の条件をすべて備えた江戸の坂、緩やかに屈曲しながら美しく流れる名坂、江戸の人の息遣いが聞こえる坂と、そそられる坂道ばかり!
タモリさんの解説文もお見逃しなく。著者の山野さんは「日本坂道学会」会長、タモリさんが副会長だそうです。
江戸の道筋をたどりながらの坂めぐりへ。この本を携えて出かけてみたくなった。
Love, まっこリ〜ナ