4月17日:今日は「ハローワークの日」
仕事を探すときや、失業保険の手続き・職業訓練などで利用するハローワーク。
窓口ではさまざまなサポートを受けられますが、そこでまず行うのが「ハローワークカード」への記入。ここに自分の情報を登録することで、スキルや条件にあった情報を探してもらえるようです。
このように仕事を探すとき、改めて「自分に合う仕事って何だろう?」と考えることがありますが、みなさんは”自分に合う仕事”について考えたことはありますか?
適職に出会うヒントは”得意分野”にあり
仕事に慣れてきた頃、ふと思う「この仕事、自分に合ってるのかな?」そんな疑問。とくに辞めたいわけではないけれど、このような思いは多くの人が経験しているようです。
これは20~69歳の方へのアンケート結果ですが、今の仕事が合っているという回答は2人に1人。その割合は年齢が上がるほど増え、60代が最も多かったようです。
一方、仕事が合っていないと思う理由は、「やりがいを感じない・楽しくない」「もっと自分に合う仕事がありそう」という意見が多数。
20代は「自分のやりたいことに合っている仕事」、30代は「やりがいを感じる仕事」、40代~60代は「能力を発揮できる仕事」と、年代により仕事の満足感に求めているものが違う特徴があるようです。
そこで考えるのが「1番求めているものは何?」という自分へのギモン。いざ自分に問いかけてみると、ハッキリ答えがでないこともありますが、そんなときは”得意分野”がヒントになることもあるのだとか。
得意なことは能力を発揮しやすいために結果が出やすく、結果が出ることで楽しくなって自信がつくといった、よいサイクルにつながっていくんですって。なにより興味や関心が高いことなので、積極的にとり組んでいけそうですよね。
ちょっと当り前すぎるようにも思いますが、仕事を選ぶときは、お給料や勤務地、福利厚生などのさまざまなことも条件になるもの。”得意分野”で仕事を選ぶことをガマンしていることも…あるのかもしれませんね。
でも、自分が得意なことがわからないという場合。
そんなときは、趣味や好きなことを辿ってみたり、子どもの頃に興味があったことや、好きだったことを思いだしてみるとキッカケになることが。
また、両親の仕事を思いだしてみたり、イヤなこと・やりたくないことをノートに書くと、やりたいことや好きなことが見えてくることもあるようですよ。
このとき仕事が合っていない理由が同時に浮かんでくることがありますが、ノルマや目的が達成できないことが理由の場合は、転職グセがついてしまうことがあるため、今の場所で頑張ったほうがいいことも。
「転職するなら35歳まで」とはよくいわれることですが、これは40代を過ぎて経験やスキルがない仕事を選ぶと、今以上にお給料をいただいたり、希望の職種に就ける確率が少なくなるからのようです。
1日の大半を占める仕事が充実すると、ライフスタイル全体がイキイキとよいサイクルになっていくものですよね。
転職で新たなスタートをしたり、気持ちを改めて今の場所で頑張ってみたり。自身で納得できる仕事を続けていけるといいですね♪
仕事を辞めたくなったときにしたい2つのこと
転職すべきか、今の仕事を続けるべきか…そんな迷いがあるとき、どうしていますか?モヤモヤして答えが出せないときは、ちょっと違う角度から”自分にアプローチ”してみるという方法があるようですよ。
「ハローワークの日(職安記念日)」とは?
1947年のこの日、それまでの職業紹介所が「公共職業安定所」と名前を改めたことに由来する。現在は「ハローワーク」とよんでいる。