3月30日:今日は「みその日」
”畑の肉”といわれる大豆が原料の「みそ」。ビタミン・たんぱく質・ミネラルなどのすぐれた栄養があるうえ、発酵することで栄養も吸収力もアップ!日本の食卓に欠かすことのできない伝統食ですよね。
そのすばらしさは、今や海外からも注目されているほどですが、健康面のほかに美容にもいい効果がたくさん!そこで、具体的にどのようにいいのかをピックアップしてみました。
味噌汁は栄養満点の「スーパーフード」!
基本の和食といえばごはん+お味噌汁ですが、みそにはカラダがよろこんだり美容にいい栄養がギュッと詰まっています。そんな”味噌”のうれしい3つの効果がコチラ!
1.腸内環境の改善
発酵食品である”みそ”には乳酸菌がたっぷり!そのため味噌汁を飲むと、腸内の善玉菌がふえて腸内環境をととのえてくれるんですって。乳酸菌というとヨーグルトのイメージがありますが、みそにも含まれているのですね。
味噌汁を作るときに火を止めてからみそを加えるのは、風味を生かすほか、熱に弱い乳酸菌を守るための知恵でもあるのかもしれません。
2.冷え性への効果
温かい味噌汁を飲むだけで、ココロもカラダもホッと温まるものですが、そこには漢方からも説明がつく理由があるようです。
食品にはカラダを温めるもの・冷やすもの・どちらでもないもの3種類にわけられ、そのなかでみそはカラダを温めるもの。またアルカリ性食品でもあるため、血液をサラサラにして血行をよくしてくれる相乗効果も!
そのうえ温かい温度で飲むのですから、カラダを温めてくれる効果が高いことには納得するものがありますね。おろし生姜をちょっぴり加えると効果はさらにアップ!カラダを温めることは美容と健康のキホンですが、むくみの改善にもいいそうですよ。
3.栄養の相乗効果
味噌汁はいろんな具材でバリエーションを楽しむことができますが、これがさらなる相乗効果を生みだすことに。
例えば、わかめや野菜を加えれば、食物繊維をたっぷりとることができたり、旬の素材を使うことでカラダが必要な栄養をとりつつ、季節感も味わうことができたり。
なにより和食において、味噌汁に合わない具はないほど、どんな材料でも合わせることができるのがスゴイところ。今の季節は、春キャベツ 新じゃが 新玉ねぎ…春の旬がお椀いっぱいに広がりそうですね!
美容にはスキンケアや睡眠もとっても大切ですが、それらは腸内環境をととのえたり、カラダを温めて血行をよくするなど、内側からのコンディションをととのえてこそ効果を発揮するもの。
忙しいときは、レトルト食品などのかわりにお味噌汁を1杯!コンビニでも買える便利なところを、有効に利用するのもいいかもしれません。1日1杯のお味噌汁を習慣に、中からキレイ&健康をめざしていけたらいいですね♪
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「みその日」とは?
「みそ(三十)」の語呂合せから、1982年全国味噌工業協同組合連合会により、毎月30日は「みその日」と制定された。