3月28日:今日は「三ツ矢サイダーの日」
だんだん暖かくなり、炭酸がおいしい季節が近づいていますね。そんな今日は「三ツ矢サイダーの日」ですが、サイダー(炭酸)をはじめて飲んだのは、美しいことで有名なあのクレオパトラなのだとか。
また『銀河鉄道の夜』の宮沢賢治さんが教師をしていたときは、お給料がでると天ぷらそばと三ツ矢サイダーを楽しみにしていたそうですが、当時の三ツ矢サイダーは今の価値にすると約1500円!とても高級な飲みものだったようです。
このように昔から一目置かれている炭酸飲料ですが、最近は無糖の炭酸水にさまざまな効果があるとブームに。そして目的ごとに”飲むタイミング”もあるようです。
食前にコップ1杯の炭酸水でダイエット効果が!
「カラダによい」といわれる飲みものはたくさんありますが、炭酸水もその1つ。
炭酸水はカラダに酸素をふやしてくれたり、血液の流れをよくしてくれるため、疲労回復や代謝アップの効果があるそうです。また胃腸を刺激するため、お通じがよくなったりデトックス効果にも期待できるのだとか。
そんな炭酸水の1番の特徴は、飲むと満腹感があること。そのため食事の5~10分前にコップ1杯の炭酸水をのむと、食べる量が減ってダイエットをサポートしてくれることに。
ただし飲む量が少なかったり、食事中に飲むと食欲がアップすることもあるようです。ダイエット目的の場合は、食前にコップ1杯がベストですね。
いっぽうお通じをよくするには、朝起きてすぐに飲むと胃腸に刺激をあたえ、寝る前にのむと腸内の老廃物が柔らかくなり翌朝スッキリ!しやすいようです。代謝をあげたいときは、お風呂に入る前と後に飲むと血行がよくなって◎
このようにいろんな効果のある炭酸水ですが、どうやら飲むタイミングがポイントになるようですね。また”無糖”を選ぶことが大切ですが、味が物足りない場合はレモンを絞ったり、薄切りにしたキュウリやリンゴを入れると、ほんのりフレーバーがついたオシャレなドリンクに♡
ところで、春になるとシュワシュワ~!とした炭酸ドリンクが恋しくなるのは、漢方でも”春は酸味を摂る”と言うように、”カラダからのサイン”が関係しているのかもしれません。
春は草木が芽吹いたり動物が冬眠から目覚めますが、漢方では春になると人のカラダもイキイキしてくるといわれ、血液のはたらきが活発になって肝臓がフル回転するのだとか。でもその状態のとき、酸っぱいものを少しとると肝臓を守ってくれるんですって。
酸っぱいものは肝臓を守るほか、汗や尿などカラダの水分がでていくのを抑えるはたらきもしますが、胃を刺激してヒスタミンを分泌することで炎症も起きやすくなるため、少量とることがポイントに。
このような考えから、春になると甘酸っぱいサイダーがおいしく感じるのは、ポカポカ陽気のほかに、肝臓を守るカラダの本能ともいえるかもしれません。
とはいえ、清涼飲料水には角砂糖10個以上のお砂糖が入っているものもあるので、少量をときどき楽しむのがいいかもしれませんね♪
「三ツ矢サイダーの日」とは?
「み(3)つ(2)や(8)」の語呂合せから、アサヒ飲料により制定された。