3月15日:今日は「オリーブの日」
オイルには太るイメージがありますが、そのなかで「太りにくい」と言われたり、地中海ダイエットに使われ、カラダにいいとされるオリーブオイル。
このオイルは、果実から搾ったものをそのまま使うことにメリットがあるようですが、なによりパスタなどの料理には、オリーブオイルの風味が欠かせない存在ですよね。
そんなおいしいくカラダにいいオリーブオイルは、料理に使うほか、飲んだり、肌に塗る利用法もあるようです。そして最近の研究では、”目”にいいこともわかったようなのですが、そこにはどんな関係があるのでしょう?
オリーブオイルが目にもいい理由って?
夕方になると目が疲れてショボショボ。最近はパソコンやスマホを使うため、20~30 代でも目の老化がはじまっている人がふえ、おもな原因は眼精疲労だといわれています。その症状はゆっくり進むため、気付いたときにはかなり進行している場合もあるのだとか。
そこで心がけたいのが目のアンチエイジングですが、眼精疲労にはブルーベリーなどのアントシアニンや、ビタミンAが効果的だとされていますよね。ところが最近の研究で、オリーブオイルの成分も目の健康に役立つことがわかったそうです。
オリーブオイルには、70%~80%のオレイン酸という成分がふくまれていますが、このオレイン酸は悪玉コレステロールを減らし、血液をサラサラにする効果があるもの。血液がサラサラだと血行や代謝がよく、健康状態をキープしやすくなりますが、目の健康にもこの血液の状態が関係することに。
じつは目はとてもデリケートな器官で、血液がドロドロだとダイレクトに影響するのだそうです。目がショボショボしたり頭痛や肩こりが続くときは、まず血液の状態に要注意!かもしれません。
というのも、食生活が偏ったり水分不足のときは、血液がドロドロになって血行不良がおきやすい状態。このとき目も同じ状態で、酸素や栄養がキチンと届いていないんですって。そこでおきるのが、目が疲れるなどの眼精疲労。
目の疲れの原因がドロドロ血液とは、ちょっと意外!という方も多いのでは?
反対に、サラサラの血液だと、酸素や栄養分をスムーズに運ぶことができるため、栄養がとどいて目はイキイキ!目の健康はサラサラの血液にアリですね。
そして血液をサラサラにするものといえば、青魚や納豆が有名ですが、これからはオリーブオイルもその1つ。とはいえ、油なのでたくさん摂れば太ることに。毎日スプーン1~2杯程度を目安にするといいそうですよ。
ほかに、玉ねぎやニンニクにも血液をサラサラにする効果がありますが、これらは世界中で注目されている、地中海式ダイエットにもよく使われている食材。抗酸化作用のたかい食材を多く使う地中海式ダイエットは、健康面でもいろんな効果が期待できそうですね♪
眼精疲労には睡眠も大切!
パソコンやスマホなど近くのものばかり見がちな現代人は、どうしても眼精疲労になりやすいそう。1日スプーン1杯のオリーブオイルもおすすめですが、疲れたときはやっぱり睡眠がとっても大切だそうですよ。
「オリーブの日」とは?
1950年のこの日、昭和天皇が小豆島でオリーブの種をお手撒きされたことから、香川県・小豆島の「オリーブを守る会」が1972年に制定した。