ファッションに憧れるフレンチ女優の代名詞として必ず登場するのがジーン・セバーグ。
『悲しみよこんにちは』や『勝手にしやがれ』など、ヌーヴェル・ヴァーグ作品に出演し、ボーイッシュな着こなしと“セシルカット”はユニセックスな魅力と着こなしでファッションアイコンとしてその名を刻んでいます。
ベリーショートの彼女が何でもないニットの首元にフワリとスカーフを巻きつけるだけでコケティッシュな要素、女性らしい薄衣のヴェールに包まれる。
スカーフはオリジナリティあふれる人やおしゃれ感度が高い人が取り入れるもの、という立ち位置の小物として認識している方が多いと思います。
でも、実はマニッシュなテイストのファッションを中和させたり、その人が持つ女としてのえめられたエッセンスを引き出したり、「華」や「艶」を表現するアイテムでもあるとも、思う。
今日はいくつかBefore→Afterをご紹介します。
1.いつもの麦わら帽子のリボンにスカーフを上から巻いて違う帽子のようなアレンジに。
毎年登場するお気に入りの帽子もリボンを変えるだけでまたフレッシュな印象に様変わり!
2.トレンドに流されないデザインのAラインのワンピース。
こちらもスカーフ使いで今年らしい柄を取り入れたり、シルクならクラス感をUPしたり、コットンならカジュアルダウンしたり
スタイリングのテイストを調整できます。
3.先週もご紹介したバッグなども好相性。
シンプルなバッグがたちまち華やかな主役アイテムに。
そして、手持ちのロングパールネックレスに絡ませて、スカーフ&パールのコンビネックレスにリメイク。
シンプルなTシャツにもストライプや白いシャツにも似合います。
新しい季節を迎える前に、新しい気分でお手持ちのスカーフをおしゃれに取り入れてみたら、デイリーのおしゃれがちょっとリュクスになったり、スカーフの遊び心や艶を纏って、お出かけしたらいつもの道より寄り道して帰りたくなったり・・・。
楽しいことが待っていると思います。