LASKAディレクターのRUMIKOです。
先日最終回を迎えた人気ドラマ「遺産相続」。向井理さんの安定のイケメン具合い!そして、「家政婦は見た!」(市原悦子さんの方)の“昭和の茶番劇”エッセンスがドラマの中に感じられるのは、室井滋さんの要素が大きい気がする、そんなドラマでした。
登場人物のキャラクター設定がしっかりしているから、ファッションもそれぞれの個性が出ていて楽しく、リアルに参考になりましたよ。今日は「遺産相続」キャラ別スタイリングレッスンです。
ふんわりキャラには辛口&シンプルスタイルで!
葬儀会社「カワムラメモリアル」社長のひとり娘、乗馬クラブのインストラクターを演じる榮倉奈々さんは、苦労知らずのお嬢様。ふんわりとしたキャラクターに、顔立ちが甘いので、甘い装いはToo much!シンプルなアイテムが似合います。
タートルネックセーターもモヘアやカシミアのふわふわした毛足より、毛羽立たないシンプルなタートルがお似合い。ジャラジャラしたやつではなく、一粒パールなどキラリと光る、アクセサリーも付けてトータルでスタイリングして。
甘い顔立ちの方がふわっとしたセーターを着るなら、だんぜん黒が似合います。
こんなデザインのセーターはデニムに合わせたり、グレー、ベージュ、黒などベーシックカラーのタイトスカートと合わせて色数を少なくした装いがおしゃれです。
キャラクター設定柄、他の登場人物よりカジュアルなお洋服が多かった榮倉奈々さん。スウェットワンピースも、タイツ合わせでミニマルなルックスで着こなして。ヒールを合わせてデイリーの通勤に、スニーカーやショートムートンブーツを合わせて冬らしいカジュアルも素敵。
大人の個性を表現するレザー、グリッターアイテム
板谷由夏さんが演じていたのが自称写真家のコミカルなキャラクター。ピリッとワンポイント、ヒカリモノをスタイリングに取り入れて、芸術肌の女性らしい装いに。
クールビューティの女性の外しアイテム的なワンピース。派手すぎず、パンチも強すぎず、スタイリッシュ個性を表現してくれる1枚です。Gジャンや下のショートジャケットにも好相性。
カメラマンという仕事柄、デニムのスタイルが多い傾向が。こんなジャケットをサラリと羽織ったり、ちょっとしたアクセントのある装いで個性を表現。
大人の女性は、トレンドやまわりに流されず、仕事もおしゃれも自分流で!
シャープなスタイリングが女性感度を高めます!
真飛聖さんが演じた弁護士は歯に衣を着せぬ演技が光りました。敏腕弁護士らしいシャープなスタイリングが逆にフェミニンで女性らしい雰囲気。これは、参考になるところがいっぱい!(見逃した方は、3月にDVDが発売されるようなので、チェックしてくださいね!)
胸元の差し色で、ぐっと女っぽくなるワンピース。嫌らしくないのはブルーのフラワー柄が効いているから。ヘアスタイルも、巻いたりせず極力シンプルな方が知的な雰囲気に。
ハイウエストでキュッとウエストがシェイプされたワンピース。露出少な目で、カラダのラインをキレイに見せるから知的なワンピーススタイルかつ、女性らしさも表現!ジャケットを着てビジネスシーンにもOKです。
ちなみにここではご紹介しませんが「カワムラメモリアル」の長女、余貴美子さんと次女室井滋さんの演技とファッションも、ふたりの大局的なファッションが、ドラマをぐいぐい盛り上げてくれて、とても楽しめました!
RUMIKO