ダメージヘアはうねりやすい
髪の毛が傷んでいると、水分バランスの調整が正常にできなくなります。すると、必要以上に外気の湿気を吸ってしまい、髪の毛が膨張してクネクネとうねるのです。特にこれからの雨の日が多くなる梅雨を迎えると、湿度も高くなってうねりもピークに…。
朝忙しいのにヘアスタイルも決まらないなんてイライラしちゃいますよね。サロンで頻繁にトリートメントするのもコストがかかっちゃう。ということで、ここでは自宅でできるダメージヘア対策をご紹介します。
ブラッシングとトリートメント
髪の毛は血が通っていない部分なので、皮膚と違って自ら補修されることはありません。だから外側から働きかけて、バリア機能を高めてあげることが必要です。
そのベース作りとして、お風呂に入る前にブラッシングを行いましょう。クシを通すことは髪の毛のほつれをとるだけでなく、頭皮の血流を良くする効果が期待できます。また、適度に髪の毛をひっぱることで、毛穴から汚れが出やすくするのです。
その上でシャンプーをしたら、そのあとトリートメントは必須!繰り返しになりますが、痛んだ髪の毛は自己修復しないので、修復力が高いものを使ってください。物にもよりますが、数分おいてから洗い流すとトゥルンとした指通りに仕上がりますよ。
ドライヤーもダメージ修復の味方になる
髪の毛を傷めるイメージのあるドライヤーですが、上手に使えばダメージを修復する味方になってくれることをご存じでしょうか。
髪の毛の表面は、キューティクルがウロコのように何枚も何枚も重なって形成されています。これは温めると開き、冷やすと閉じる性質があるため、これを利用します。
最初はドライヤーで乾かして、最後は冷風に切り替えて髪全体の熱をとるだけ。根元から毛先に向かって手ぐしを通すと、キューティクルの向きも整ってより効果的ですよ。最後にブラッシングをすれば完璧です!