むくみ対策、代謝アップでメリハリ美人
6月7月は梅雨の季節、台風もやってきて雨が続きます。ジメジメした湿気は美容にも大敵!
むくみ、イライラ、胃腸の調子も悪くなり、何をたべてもおいしくなくなったり…すっきり笑顔で美味しいものを食べて元気に乗り切りたいですね。
梅雨の季節は体にも余分な水分が溜りがち、その水分代謝が梅雨のメリハリ美人のポイントです。むくみをしっかりとって、体の中からすっきり健康的な美しさを獲得しましょう!
そのためには利尿作用、発汗作用のあるものをしっかりとることが大切になります。
ジメジメした季節の養生法
東洋医学の考えではジメジメして暑く雨が続く季節は胃腸の調子を整えることが水の代謝をアップさせ、体調を整えるのに役立つと考えられています。
梅雨の時期、ジメジメしていると食欲も低下してしまいますね。これは胃腸に余分な水分が代謝しきれず残ってしまっているからと考えられます。そうなると消化力も低下し、いつもお腹に何かたまっているような感じになり食欲もわきません。
そればかりか原因不明なめまいや頭が重い、だるい、足や顔のむくみなど、様々な症状がでてきます。足が太く見えたり、顔がパンパンにふくれたりしたらせっかくの美しさも台無しですね。また胃腸の調子が悪くみんなと楽しく会食できないなんていうのもお話になりませんね。
胃腸の機能は食べ物を消化吸収すること、この機能が低下するということは貧血にもなりかねません。食べているのに疲れがとれない、立ちくらみがするなども要注意です。
胃腸の調子を整えるにはまず消化の良いものを食べる、よく噛んでゆっくり食べることが大前提。刺激の強いものは避けましょう。そして体の水分代謝をサポートするには二つの方法があります。
まずはおしっことして下から余分な水分を排出する利尿作用の高い食材を良くとること。もうひとつは体を温め代謝をアップし、発汗作用を促す食材をとることになります。
前者はこれから暑くなる夏に向けて夏野菜などが適していますので旬のものを取り入れることをオススメしますが、梅雨の時期は日により寒かったり暑かったりが激しいので冷え性の方は体を冷やす食材をたくさんとることはあまりオススメできません。
冷え性の方は発汗性のある食材をとり、からだの内側から代謝をアップさせることで余分な水分を排出する方法をオススメします。
むくみバイバイ!おいしく食べてすっきり美人
水の代謝の方法は2パターン
それぞれ具体的な食材をピックアップします。
*利尿作用のある食材……トウモロコシ、トウモロコシのひげ、ハトムギ、トマト、胡瓜、茄子など
*発汗作用のある食材……葱、生姜、紫蘇、パクチー等
トウモロコシのひげは漢方薬でも使われる利尿作用が高い食材、ハトムギも皮膚科ではイボ取りなどでよく処方される漢方薬、しかもシミにも有効といわれ化粧水にもハトムギエキスとして入っていたり、実は身近な食材の中にも、立派なお薬でもあるものが沢山あるのです。ハトムギは利尿効果だけでなく美肌効果にもすぐれた食材です。
発汗作用のあるものとしてこの時期は旬の紫蘇をオススメします!体を温めながらその香り成分がイライラ解消にも、食欲アップにもつながります、また腐敗予防にもつながりますので、この時期は毎日とりたい食材ですね。
ジメジメした季節も元気で乗り切り、夏を迎える準備をしましょう。