バタバタしがちな朝でも、ほんの5分だけ「書く時間」をとることで、一日の質が大きく変わりますよ。
心と頭を整える効果があり、朝のスタートを気持ちよくしたい方におすすめです。
今回は、忙しい日でも無理なく続けられる、“朝ノート習慣”のヒントを3つご紹介します。
“迷わない朝”をつくる!タスクが進む「スリークエスト」

整理収納アドバイザーの 三條凛花さんによると、忙しい朝でも迷わず動けるコツは「スリークエスト」という時間管理術。
これは、“1時間につき、今すぐ処理したい3つだけを書き出す”という、とてもシンプルな方法です。
「次に何をしよう…?」という迷いがなくなり、集中して動けるのが最大のポイント。バタバタしがちな時間の“流れ”が整います。
朝は、3つ終わったら次のキリの良い時間でまた3つ決める」というリズムで進めるのがおすすめだそう。
(参考:時間管理術「スリークエスト」で忙しい朝が快適に!三條凛花さんの朝美人インタビュー)
5分で心が整う!モチベーションを上げる「5つの問い」

朝活習慣化アドバイザーのさんぽこさんがおすすめするのは、ノートに“5つの問い”を書き出すだけのシンプル習慣。
脳がいちばんクリアな朝だからこそ、自分の本音に向き合いやすく、行動の優先順位も自然と見えてきます。
問いの例は以下のとおり:
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私はどんな未来をつくりたい?
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その未来のために今日やるべきことは?
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今の自分が大事にしたい価値観は?
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今日、軽くできそうな課題は?
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今日の自分にひと言メッセージを送るなら?
どうですか?ほんの5分でも、書くことで「今日の軸」が整い、モヤモヤが晴れて前向きにスタートできます。
(参考:バタバタ朝に5分でOK!「5つの問い」習慣でモチベーションアップ◎)
”ひとこと日記”で未来の自分へ手紙を贈る

朝美人アンバサダーのぱんさん(@pan_5931)が続けているのは、5年分の自分と出会える「ほぼ日5年手帳」を使った朝の日記習慣。
1日分の欄は小さいので、
- ひと言だけ書く
- シールを貼る
- 食べたものや小さな出来事をメモする
など、“無理なく続けられる”のが魅力です。
書けなかった日は空欄でもOK。
未来の自分が読み返したとき、「あの時期は忙しかったんだな」「こんなことに夢中だったな」と、クスッと笑える“思い出のアルバム”になっていきます。
書く内容はなんでも大丈夫。
- おいしかったもの
- 子どもの様子
- 好きな言葉
- 朝の気分
- 歩数の記録
など、日々の小さな“好き”を集めるだけ。
毎朝少しずつ書きためることで、自分を育てるような優しい時間が生まれ、心の余白まで広がっていきます。
手帳はなんでもOK。自分の好きなノートや手帳を使って”ひとこと日記”で未来の自分にお手紙を書いてみませんか?
(参考:未来の自分へ贈る、朝の手帳タイム。私の「ほぼ日5年手帳」の使い方)

「心地よい朝」を過ごすためにしている、寝る前の習慣
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5分からできる「朝ノート」についてご紹介しました。
忙しい日でも、ほんの数分の手書きが、気分転換になったり小さな達成感につながったり。続けることで、自分の好きや日々の変化にも気づけるようになります。
ぜひ無理なく自分のペースで、手帳を楽しんでみてくださいね。

