おはようございます。整理収納アドバイザー・スマイルールのゆりんごです。
すっかり寒くなってきましたね。北海道ではもうそろそろ雪景色が見られそうです。
今年もあと2ヶ月を切ってしまいましたが、これから大掃除や大片づけをされる方も多いのではないでしょうか。
ただ、やることがたくさん…というだけで、やる気がなかなか起きない時ありませんか?
今回はそんな時のためのおすすめの対処法をご紹介します。
考えるよりも先に動く
明治大学法学部教授・堀田 秀吾氏著書「科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全」では、最近では、「体の動きが先で、脳の司令が後」というのが、科学の定説になっていると書いていました。わたしもこれまで、脳で指令を出してから、行動していると思っていたのですが、逆だというのです…!
この本を読んでから実験をしてみましたが、とにかく動いてみると、自然とやる気もついてくるという感覚がありました。
これまでは、「まずはどこを片づけよう?収納はどうしよう?」なんて、あれこれ考えては、そのうちに段々と疲れてきてしまって、また今度でもいいか…となってしまうこともありました。
そうならないために、
- まずゴミ袋を持つ
- 片づけたいところのモノを、一気に全出ししてみる
- タイマーをセットする
というような行動をすることにしました。
すると、
- ひとつでもいいから、とにかく捨てよう!
- 一か所でもいいから、整理しよう!
- せっかくだから、もっと片づけしよう!
そんなふうにやる気が出てきて、進めることができたのです。
まずは5分。次は25分のポモドーロ。

朝5分という、短い時間を使っての片づけでも、続ければチリツモとなって大きな成果となります。まずは5分という短い時間でいいので続けていくようにしましょう。
5分があっという間!まだやりたい!という気持ちになってきたら、次は25分作業するというポモドーロテクニックを使ってみましょう。
脳科学的には人間が集中できる時間は25分程度と言われています。25分作業して、5分休憩するというサイクルが、ポモドーロテクニックです。
片づけの時間が取れる時は、ポモドーロタイマーを使って、小休憩を挟みながら片づけを進めていくと効率的です。
スマホは集中モードにする

作業をしていても、ついついスマホを触りたくなってしまうタイミングが出てくると思います。
「これなんだっけ?調べてみよう。」
「あ、これ写真撮ろうかな。」
そうしてスマホを触ってしまうと、今度は片づけとは逆効果の『スマホを触っているから、スマホをやってOK』という指令が脳に出てしまい、気がついたらSNSを開いていた…なんていう現象に陥りかねません。
片づけをする時は、一旦片づけに集中し、できればスマホの通知も出てこないように、電源を切るか集中モードなどにして作業するのがおすすめです。
とにかくやってみる!
昨日、寝る前に目覚まし時計を遠くに置いておき、今朝は、目覚ましが鳴ったら何も考えないで止めに行き、その足でトイレに行き→手を洗い→歯を磨く。そう行動しているうちに、気がつくと目が覚めていました。
あとは二度寝防止のために、その後の行動をいくつか用意しておきます。
- コーヒーを淹れる
- お風呂に入る
- 軽い運動をする
- 本を読む
- 朝ごはんをつくる、食べる
そんな風に動いていると、脳もどんどん動いてやる気が出てくるのです。

年末までにやらなくてはならないことがたくさんあったり、忙しい方も多いと思います。
だからこそ、今のうちから少しずつ、できることを進めていってみませんか?^^
次の朝時間もにこにこではじめられますように♪
整理収納アドバイザー・スマイルール ゆりんご
Instagram:@yuringo717 / @smirule.sapporo
★この連載は<隔週金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!


