忙しい毎日の中で、自分の気持ちや体調を置き去りにしてしまうことはありませんか?
そんな時こそおすすめしたいのが、朝の手帳時間。静かな朝のひとときに自分と向き合うことで、一日を穏やかにスタートできるはずです。
今回は、手帳と暮らしのライター・おおやまはじめさんに、朝の手帳時間に書きたい3つのアイデアを教えてもらいました。
4つのRで書く「やりたいことリスト」

朝の時間を充実させたいけれど、何をすればいいかわからない…。そんな時に役立つのが、おおやまさんが紹介する「4つのR」を使ったやりたいことリスト。
4つのRとは、ストレス対処法をもとにした
Rest(休息)/Recreation(趣味)/Relax(癒し)/Retreat(日常から離れる) のこと。
この4つを意識してやりたいことを書き出すと、自然と「今の自分が求めていること」が見えてくるそうです。
たとえばRelaxなら、「コーヒーをゆっくり飲んでリラックスする!」など、テーマごとに考えるとやりたいことがどんどん浮かんできて考えるだけでも楽しくなりますよ。
(参考:4つのRで朝活が充実!手帳に書きたい「やりたいことリスト」)
数分でもOK!「書く」ことで自分の本音を知る

手帳に書くことでおすすめなことは、ズバリ「今の気分」を書き出すこと。
それだけで、一日のスタートが驚くほど変わるとおおやまさんはいいます。
「書く」という行為は、外からの情報を受け取るのではなく、自分の内側の声を聞く行為。
気持ちや考えを言葉にすることで、頭の中が整理され、本音が見えてくるそうです。
ポイントは、短い時間でもいいから続けること。
「白湯を飲んだら手帳を開く」など、行動とセットにすると習慣化しやすいそうです。
(参考:数分でも「書くこと」で自分の本音を知れる!小さな朝習慣のコツ )
体調の記録で“自分のリズム”を知る

手帳に体調の記録をつけておくと、不調の傾向や原因が見えてきます。
特に女性は、ホルモンバランスや気圧の変化に影響を受けやすいため、
「生理周期」「気圧」「その日の気分」 を書いておくのがおすすめだそうです。
「最近落ち込みやすいと思ったら低気圧の日が続いていた」など、
体と心の関係性を客観的に見られるようになると、セルフケアの質もぐんと上がります。
(参考:PMSや気象病対策に!手帳に書きたい“体調の記録”3つ )

スケジュールを書くだけはもったいない!手帳の活用法3選
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朝の手帳時間は、自分を知るための大切なひととき。
「やりたいこと」「本音」「体調」――これらを少しずつ書き留めていくことで、
今の自分を理解し、より心地よく毎日を過ごすためのヒントが見えてくるはずです。

