不登校と向き合い、ADHDに寄り添う。大切にしたい、我が家の朝ごはん習慣

 

朝を楽しむ「朝時間アンバサダー」のみなさんに、朝時間にまつわるお話を届けていただく連載です!

おはようございます。朝時間アンバサダーの山口友里(ゆりんご)(@yuringo717)です。

現在、9歳・8歳の年子兄妹を育てるシングルマザーです。仕事は札幌で不動産会社を経営しています。整理収納アドバイザーとしても活動しており、朝時間.jpさんでもコラムを連載中です。

一番最初に朝時間.jpさんのアンバサダーをやらせていただいたのが、10年前の2015年!まだ長男がお腹にいる頃でした。なつかしい~。

そこから何年かアンバサダーを務め、片づけコラムも書かせていただいて、大変お世話になっている、わたしの“原点”でもあります。

ただ、仕事に子育てにと日々のバタバタを言い訳に、なかなか早起きができなくなってしまい、アンバサダー活動も一旦ストップさせていただいていました。

「早起きできない人は成功できない」という教え

ふと去年の春に受けたとあるセミナーで「早起きできない人は成功できません。」とキッパリ言われて、「あれ、今までわたしは早起きができないと逃げていただけだったのかも?」と気がついたのです。

そこから、わたしの人生において何が大切か、わたしはこの先の人生で何がしたいのか…そんなことをゆっくりじっくり考えました。

そこで辿り着いたのは、やはり一番大切な軸は「家族」だということでした。

ちょうどその頃、引っ越しで生活環境が変わり、息子が不登校になってしまいました。

どうにか改善しないと…と、いろいろ考えてみたり試行錯誤した結果、「早起きをして、朝ごはんをみんなで食べる」という、当たり前のことをちゃんと続けてみることにしたのです。

3人分のワンプレート朝ごはん

(朝ごはん習慣をはじめた頃の朝ごはん。)

早起きモチベーションアップのモノたち

とにかく朝が苦手だったわたしは、早く起きるためのモチベーションをたくさん準備しました。(笑)

  • 朝のひとりお風呂時間を楽しむための入浴剤
  • テンションの上がる朝ごはんのおかずやフルーツ
  • 可愛い食器
  • だいすきなコーヒーの豆
  • 朝ごはんの本や、朝にまつわる本
  • 朝ラン用のシューズやウェア
  • 早起きアプリに課金(「おこしてME」というアプリを使っています)
  • 素敵な暮らしをしているYouTubeを観て早起きしたい気分にする(NIKO LIFEさんの動画をいつも観ています♪)

複数の書籍

あとは早起きのための環境づくりを日頃から意識しました。

  • 夕方以降カフェインをなるべく取らない
  • 寝室を整える
  • 寝る前は携帯を見ないで読書する
  • 夜は22時までに寝るようにする

朝ごはん習慣のおかげで起こった良い変化

家族の好きなものを取り入れて、彩りを意識した朝ごはんを用意して、「朝ごはんできたよ~!」の声で起こすと、子どもたちもちょっとずつ早起きできるようになっていきました^^

朝ごはん

家族で朝から食卓を囲み、朝ごはんを食べながら会話をする。すると少しずつ、前向きな気持ちになったようで、だんだんと学校に行ける日も増えていきました。

親子共に、精神的にも不安定だった時期。わたしにできることは、向き合うこと・声をかけること・朝ごはんをつくることくらい。

からだは食べたものでできていますし、こころにも通じているからこそ、「食」は特に気をつけるようになりました。

息子が不登校になったとき心療内科にも通い、ADHDの診断を受けました。わが家では薬での治療ではなく、ペアレントトレーニング※をしたり、生活リズムを整えたり、まずはできることをやってみるという方法で向き合うことにしたのです。
(※発達特性のある子への関わり方〈ほめ方・ルールの伝え方・生活リズム作り〉を親が学ぶ実践プログラム)

そして1ヶ月ほど続けてみると、「行ってきまーす!」と元気に登校できるようになったのです。わたしが早起きを楽しんでいるのを見て、娘もよく早起きをするようになりました。

淹れたてのコーヒーと一緒に朝ごはんができている日もあって、「ママ、コーヒーと朝ごはんできたよ!」と起こしてもらうことも。

にっこり微笑む女の子とスープの朝食

(この日は5時半に起きて準備してくれたそうです…!淹れたてのコーヒーが良い香りでした^^)

もう1年は続いている朝ごはん習慣ですが、今では2人ともわたしより早起きして、それぞれのひとり時間を楽しむ日もあるくらいです^^

朝は“マインドフルネス集中モード”で朝時間に集中する

朝起きてから8時までの時間は、携帯もマインドフルネス集中モードに。通知や未読数が一切出てこないようにしています。

通知があるとつい仕事やSNSを見てしまうので、朝時間に集中するためのライフハックです。

集中モードに合わせてホーム画面に出てくるアプリも変えられて、本当におすすめです!

朝8時~夜9時は仕事モードにして、通知や仕事で使うアプリがホーム画面に出てくるようにしています。

スマホ画面

マインドフルネスモードにすると…

スマホ画面

アプリは、目覚まし、時計、Kindle、オーディブル、ランニング用など最小限。通知も消えます。

スマホ画面

朝時間を大切にすることは、自分自身を大切にすること

「明日の朝ごはん、何にする?」

子どもたちとの会話でよく話します。一緒に朝ごはんの買い出しに行くのも、楽しい親子時間です。

朝からテンションの上がる朝ごはんがあると、やっぱり1日頑張れますよね。そんなふうに朝から子どもたちの笑顔の時間を過ごすことは、結局はわたしにとっても幸せな時間です。

彩り豊かな朝ごはん

朝読書・朝風呂・朝ランで自分自身と向き合い、子どもたちと向き合う家族時間をつくる。そして、朝ごはんをちゃんと作ってゆっくり食べる。その朝時間はどれも、自分への労りの時間でもあるのです。

朝ごはん

どれか一つでも、朝時間にできたら、「今日も朝からこんなことができちゃった♪」と自己効力感が上がるのです。これって一石二鳥どころか、それ以上の効果だと思います^^

朝時間を大切に過ごすことって、言うならば自分自身を大切にすることでもあるなあと、最近あらめて実感しています。

もちろん、何事もバランスが大事だと思うので、早起きできない日はそれでOKにしています。そんな日は「今日はたっぷり寝れていい日だった♪」と言い聞かせています。(笑)

そうして、朝の自分の気持ちを大切にしています。

まだまだ日々は目まぐるしいけれど、これからも家族みんなで仲良く、朝時間を大切にしていきたいです。

そして子どもたちにも、朝時間の大切さを受け継いでいけたらいいなと思っています。

3人の親子

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【プロフィール】ゆりんごさん/札幌のやさしい不動産屋/整理収納アドバイザー

ゆりんごさんプロフィール

札幌で「やさしいお家探し」をコンセプトに、不動産会社Smirule(スマイルール)を経営しています。女性が安心して住まいを探せるよう、女性目線でのご提案を大切にしています。また、整理収納アドバイザーとして、モノと心を整えることで、笑顔あふれる毎日をサポート。エージェントのマネジメントや、女性が働きやすい環境づくり、コミュニティの構築にも力を入れ、女性の明るい未来を応援しています。

■Instagram:@yuringo717

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