おはようございます。美習慣コーチ®の長谷川千尋です。
旅や出張の直前は、体と心を整えたいタイミング。
私自身、はじめての海外出張では緊張と時差ボケで一睡もできず、フラフラになりながらセミナーに臨んだ苦い経験があります。
そこから学んだのが「リズムを整えるためのルーティン」。実はこれ、出張や旅行に限らず、寝不足の翌日や生活リズムが乱れた時ににも使える“回復ルーティン”なんです。

【1】寝不足対策は「前倒し」から
渡航3~4日前から、就寝と起床の時間を少しずつずらし、体内時計を整えます。
明後日から渡航するロサンゼルスは、日本とマイナス16時間(夏季)。時差ボケ対策にも出発の数日前から、就寝と起床の時間を30分ずつ後ろにずらし、意識的に「現地時間に近づける」イメージです。
夕食や入浴の時間も合わせて遅らせるとより効果的です。
★ワンポイント
出発したら時計を現地時間に切り替え、日本時間を見ない。これだけで頭の切り替えが早くなります。
【2】朝の光と運動でリズムづくり
朝の光を浴びると体内時計がリセットされ、眠気もスッキリ。とはいえ、海外は日本より夜明けが遅い地域もあります。
治安の心配があるときは外ランを避け、ホテルの非常階段を昇降するジョギングや部屋ヨガで代用します。
このミニワークアウトが、旅先でも“いつもの自分”を保つスイッチになります。
【3】 眠れない夜の過ごし方
眠れないとついスマホを見てしまいますが、かえって目が冴えることも。
「眠れなくても横になって目を閉じるだけで脳は休まる」と意識して静かに呼吸をえます。
脳や体の緊張を和らげ、リラックス効果が得られるため、疲労回復に繋がります。無理に眠ろうとせず「体と心を休ませる時間」と割り切り、焦らずリラックスすることを大切にしています。
【4】 水分補給とカフェイン制限
フライト中や寝不足の翌日は、アルコールやカフェインを控えめに。水分をこまめに摂ることで、疲労や低気圧の影響が軽減します。食事は消化のよいものを意識し、体に負担をかけないことが回復のカギ。

まとめ
出張の準備は、荷造りだけではありません。崩れたリズムをどう立て直すかも大事。
時差対策、光と運動、休む意識、水分と食事の工夫。
このルーティンがあれば、どんな日でも自分を整えられます。
出張でも日常でも、自分を整えることから始めましょう。今日もベストコンディションで一日をはじめましょう。

