みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第317回目の2品弁当は
- 牛きのこのしぐれ煮
- 定番卵焼き
のレシピをご紹介します。
今回の主菜は、牛しぐれ煮にしめじをプラス。
うまみたっぷりで低カロリーのきのこで食べ応えをアップしました。
加熱したきのこの水分で牛肉を煮るので、無駄なく手軽に美味しく仕上がります。
卵焼きは、いつもの卵焼きを薄めに切って並べています。
この「薄めにカット」した卵焼きの食感が好きで、丼弁当に合わせてよく作ります。
簡単2品弁当。ぜひお試しくださいね。
しめじでボリュームアップ!「牛きのこのしぐれ煮」「定番卵焼き」2品弁当

1品目 牛きのこのしぐれ煮
材料(1~2人分)
- 牛こまぎれ肉 70g
- しめじ 1/2パック
- しょうが 1かけ(10g)
- (A)酒 大さじ2
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)砂糖 大さじ1/2
作り方
1) 牛こまぎれ肉は食べやすく切る。しめじは石づきを取ってほぐし、しょうがはせん切りにする。
2) 小鍋に(A)と、しめじ、しょうがを入れて混ぜる。

3) 蓋をして強めの中火で加熱する。

※必ず蓋をして加熱し、しめじから水分を出します。焦げそうな場合は火を弱めます。

4) 牛こまぎれ肉を入れて、きのこをしっかりとからめて炒め煮しながら火を通す。

5) 煮汁の水分を飛ばします。
※きのこの水分と調味料を、牛肉にしっかりしみこませます。

2品目 定番卵焼き
- 卵 1個
- 砂糖 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 水 大さじ1
- 油 適量
作り方
1) ボウルに、卵、砂糖、塩、水を入れてよく混ぜる。


2) 卵焼き器を中火で熱し、小さく切って畳んだ紙タオルで全体に油を広げてなじませて…

卵液を3回ほどに分けて流し入れて焼く。

4) すべて巻き終えたら、ラップに包んで形を整え、冷ましておく。

2品弁当の詰め方プロセス
1) 今回は、簡単にのっけ弁当に。ごはんを弁当箱に詰めて冷ましておく。
※冷ます時には割りばし等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます。

2) 牛しぐれ煮を左側に詰める。

3) 5mm幅に切った卵焼きを、少しずらして詰める。

4) 空いたスペースには、お好みのあしらいを。今回は、野沢菜漬と紅ショウガを添えました。

※分量外の材料(ごはん1人分、野沢菜漬、紅ショウガ 各適量)
*****
今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
最近、食材の高騰に本当にびっくりしますよね。
その中でも、しめじなどのきのこ類は比較的価格が安定していて、我が家では、前よりもよく取り入れるようになりました。

朝作るのは2品だけ。
「ちょっと寂しいかな」と思うときは、漬け物や梅干しなどの「あしらい」を少し添えると、彩りや歯ごたえ、塩味や酸味が加わって、お弁当の満足感がアップしますよ。

あしらいものは、ご自分やご家族の好みのものをいくつか常備しておくととても便利。ほんの少ししか入れませんので、無理をせず、市販のものを上手に利用するのもおすすめです。
市販のものは、保存料が入っているものが多いですが、お弁当にはかえって安心な一面もあります。
毎日のお弁当作り。無理なく、心を楽に。2品弁当を楽しんでくださいね。
******
「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
******

簡単!やわらか美味しい!定番「牛のしぐれ煮」のお弁当
みなさま、おはようございます!忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第53回目は「牛のしぐれ煮のお弁当」をご紹介します。出汁いらずで、たっぷりのしょうがと一緒に甘辛く…
料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

