簡単!やわらか美味しい!定番「牛のしぐれ煮」のお弁当

 

みなさま、おはようございます!

忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第53回目は「牛のしぐれ煮のお弁当」をご紹介します。

出汁いらずで、たっぷりのしょうがと一緒に甘辛く煮た「しぐれ煮」は、ごはんのおかずにぴったり。

忙し女子のみなさま向きの、簡単便利で美味しい定番おかず。

カラカラに炒る方法もありますが、我が家は、玉ねぎを入れてしっとりやわらかく仕上げます。

やわらか仕上げのしぐれ煮を美味しく作るコツは、

【1】牛は切り落としでもいいので、なるべく脂身の少ない赤身(または脂身が少ないものを選んで)使う。

【2】脂身のかわりにうまみとしっとり感を出すよう、玉ねぎを入れる。

【3】肉が固くならないよう、煮汁で先にサッとしゃぶしゃぶしてから取り出し、煮汁を煮つめてから最後に肉を戻す。

よかったらお試しくださいね!

牛のしぐれ煮のお弁当

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(材料)3~4人分

・牛薄切り肉(赤身) 200g ※切り落とし肉でOK!
・たまねぎ 1/2個(100g)
・しょうが 2かけ(20g)

(A)
・水 1/2カップ
・酒 大さじ4
・しょうゆ 大さじ2
・砂糖 大さじ1

(作り方)

①たまねぎは横に半分に切ってから薄切りに、しょうがはせん切りにする。鍋に(A)をすべて入れて強めの中火にかけ、沸騰したら、牛肉をサッと煮汁にくぐらせ、色が変わったら取り出していく。
牛肉が大きかったら箸等で小さめにちぎるとよい。

レシピ1

② 煮汁のアクをしっかりすくい、たまねぎとしょうがを入れる。

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③ 強火にして煮立たせ、煮汁がとろりとして水分がほぼなくなるまで煮つめる。

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④ 牛肉を戻し入れてよくからめる。

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⑤ 容器に入れて冷ます。しばらく置くと、上部が乾燥し、煮汁が下にたまりがちなので、使う時はしっかり上下を混ぜるとよい。

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※ 冷蔵保存3日間

*****

お弁当に入れるので、汁気がほとんどなくなるまで煮るのが大切ですが、肉は火を通しすぎると固くなります。

最近はいつもこの方法。煮汁の中で肉をしゃぶしゃぶして取り出してから、煮汁をトロリと煮詰め、後で肉を戻し入れるという方法です。

鍋ひとつで調理できてアクもしっかりとれます。

普通に肉を煮こんで作るしぐれ煮よりも、ぐんと美味しくやわらかく仕上がりますよ。

ほんのひと手間ですので、よかったらお試しくださいね。

 

こちらは自分弁当。

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にんじん、なす、ししとうの焼き浸しの甘酢。

ほうれんそうのおひたし、出汁巻き卵、牛のしぐれ煮丼、ふきの白味噌漬け。

しぐれ煮弁当があると思うと、午前中の仕事がはかどります(笑)。

さて、今週もお弁当作り楽しみましょう~

 

料理研究家 かめ代。

公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

 

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Nice to meet you!

忙し女子でも作れる!簡単お弁当レッスン

手間はかからずに、手軽に栄養のとれるおいしいお弁当の作り方&レシピ
Written by

料理家 かめ代。

料理家。お弁当愛好家。
「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を毎週連載中。毎日のお弁当作りの負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りをめざしている。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当」(イカロス出版)他。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

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