おはようございます！ヨガインストラクターの高木沙織です。
朝、ベッドから体を起こした瞬間――肩や背中、腰がバキバキでツライことってありませんか？
寝ている間は、同じ姿勢が長時間続いて筋肉が凝り固まりがち。
特に、体の背面は、横向きで寝ている時も仰向けで寝ている時も筋肉に負担がかかりやすい部位なんです。
そこで今回おこなうのは、体の背面（上半身）を縦・横にグーンと引き伸ばして筋肉をほぐすヨガ「針の糸通しのポーズ」のアレンジバージョン。
寝起きの凝りほぐしに加えて、腕を頭上に伸ばしたり、腰に巻きつけたりすることで、「肋骨まわりの筋肉をほぐして呼吸を深める」「上体のねじりを深めてより広い範囲の筋肉を緩める」などの効果も期待できます。
では早速、ポーズを取っていきましょう！
寝起きの肩・背中・腰の凝りに！ヨガ「針の糸通しのポーズ」アレンジVer.
1）四つ這いになる。
ポイント→手は肩幅、足は腰幅に開きます。肩の下に手首、股関節の下にひざをついたら、ひじを緩めて脇を締めましょう。
腰で天井を押すイメージで、背中を平らにするとナイス！
2）右腕を左脇の下にくぐらせる。
ポイント→右手のひらを上にしたら、左脇の下を滑らせるようにくぐらせます。上半身を腰からねじり、右肩・右側頭部を床にソッと下ろしましょう。
3）左腕を頭の先に伸ばす。
ポイント→左腕を持ち上げたら、頭の先に下ろして指先を床につけます。
それぞれの指先を1cm遠くに伸ばす気持ちで、体の背面が縦・横に心地良く伸びるのを感じましょう。＜回数：5呼吸～＞
4）左腕を天井方向に戻したら、腰に巻きつける。
ポイント→左手の指先を右腰もしくは右太ももの付け根に巻きつけて、内側に丸まりやすい肩・胸を開き、呼吸を深めましょう。
姿勢がツラい場合は、左手は腰に添えるだけでOK！ ＜回数：5呼吸～＞
反対側もおこないます。
首で体重を支えずに、腹圧と腕の力を使いましょう。
それでは今日も、良い1日を！
【5呼吸だけ】寝起きに首が痛い…そんな朝に！首まわりをほぐす「優しいストレッチ」
☆この連載は＜毎週金曜日＞更新です。来週もどうぞお楽しみに！
