おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
湿度が高く、寝苦しい夜が増えてきましたね。
朝、スッキリ目覚められない…なんて日も多いのではないでしょうか?
そこで今回おこなうのは、「寝苦しい夜のあとに効く! スッキリ目覚めるストレッチ」。
起床後のベッドの上でうつ伏せになり、上体と脚を交互に持ち上げてコロコロ転がるこのストレッチでは、次の効果に期待できます。
- 寝姿勢で丸まっていた背中の筋肉がほぐれる
- 胸や肩が開いて呼吸が深まり、爽快感が得られる
- 腹部を刺激して、胃腸の働きを活性化させる
では早速、ストレッチを始めていきましょう!
起きてすぐでできる! うつ伏せでコロコロ転がる「目覚めのストレッチ」
1)うつ伏せになり、肩の下にひじをつく。

→肩の下にひじをついたら、前腕(ひじ~手首)と手のひらで床を押して上体を起こします。脚はマット幅を目安に開いて、足先は寝かせておきましょう。
2)【息を吸いながら】ひじを伸ばして、上体をさらに起こす。

→手のひらで床を押しながら、ひじを伸ばします。肩がすくむ場合、手のつけ根で強く床を押してみましょう。
ここで、お腹や背中の心地良い伸びを感じます。
肩をうしろにまわすイメージで胸を開き、呼吸の深まりにも意識を向けてみましょう。
3)【息を吐きながら】上体を床に下ろし、脚を持ち上げる。

→お腹・胸を床に下ろしたら、反対に脚を高く持ち上げます。
自分の体重でお腹に優しい圧をかけるイメージ。うつ伏せになると肛門が上を向くため、お腹の中にたまったガスが排出されやすくなります。
2~3の動きを、呼吸に合わせて繰り返しましょう。<回数:5回×2セット>
ポイント
柔らかいベッドの上でおこなってもいいし、床にヨガマットを敷いておこなってもOK。起床後の体に負担をかけすぎないように、上体・脚は無理のない高さまで持ち上げましょう。
それでは今日も、良い1日を!

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