みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第310回目の今回は、
- 鶏ささみの蒲焼き
- ミニトマト
の2品をご紹介します。
夏の土用の丑の日が終わり、冷蔵庫に「蒲焼きのタレ」が残っている!というお声がきこえそうです(笑)。
とってもヘルシーに、鶏ささみにからめて「鶏ささみの蒲焼き丼」を楽しむのはいかがですか?
副菜はミニトマトだけ!手軽に作ってみてくださいね。
簡単ヘルシー!「鶏ささみのかば焼き」「ミニトマト」2品弁当

1品目 鶏ささみのかば焼き
材料(1人分)
- 鶏ささみ 2枚(100g)
- (A)塩 少々
- (A)酒 小さじ1
- (A)片栗粉 小さじ1
- 片栗粉 小さじ1 ※表面にまぶす用
- 油 小さじ1/2
- かば焼きのたれ(市販品) 大さじ2程度 ※お好みの量で
作り方
1) 鶏ささみは筋をとり、ラップに挟んで叩いて厚さ5mm程度にする。ボウルに入れて(A)の酒と塩をからめて片栗粉をもみこむ。

2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)のささみの表面に片栗粉をまぶして並べ入れる。
※パサつきがちな鶏ささみは、最初に下味と一緒に片栗粉をもみこんでから、さらに表面にも片栗粉をまぶすとしっとりとしてタレもよくからみます。

3) こんがりと焼き色がついたら裏返し、2分程度加熱して火を通す。

4) 余分な油をクッキングシート等でふきとり、かばやきのたれを入れて全体にからめる。
※蒲焼きは、ちょっと焦げめが付く程度が美味しいです。弱火にせずにサッと香ばしくからめてください。


5) バット等に取り出して冷まし、お好みの厚さにカットする。
2品目 ミニトマト
材料(1人分)
- ミニトマト 5~6個 ※お好みの量で
作り方
1) ミニトマトは、ヘタをとってきれいに洗い、水気を紙タオルなどでしっかりとる。小さな別容器に入れる。

※ミニトマトをお弁当に入れる際は、雑菌が繁殖しがちな“ヘタ”はとってきれいに洗い、水気をしっかり拭き取ります。また、汁気が出ないようカットせずに丸ごと入れると安心です。
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2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。かばやきのたれを大さじ1程度ごはんにかけて、刻み海苔をちらす。


2) 海苔の上に鶏ささみの蒲焼きを並べ入れる。

3) 右下に大葉を仕切りにしてしば漬けを詰め、お好みでささみに山椒をちらす。

※分量外の材料(ごはん1人分、海苔、蒲焼きのたれ、山椒、しば漬け、大葉 各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
暑い夏の朝は、頭が働かずに、調味料を色々と組み合わせるのもつらいときがありますよね。
便利なタレに助けてもらうのは、決して手抜きではなく、よりおいしく、より自分や家族を大切にするための工夫。
市販の蒲焼きのタレは、甘辛く鰻のうまみが入っているものが多いので、これだけで食欲をそそられて助かりますよね。副菜がミニトマトだけ!というのも、ラクで嬉しいものです。

決して無理をせず、心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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酢で旨みアップ!「ささみの海苔巻き」「卵と野菜のケチャップ炒め」2品弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

