朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、体調を整えるヒントが見つかる本。
蒸し暑い日がずっと続いています。すでに夏バテぎみの方もいらっしゃるかもしれません。季節の変わり目を乗り切って本格的な夏に備えたいですよね。体調を整えるきっかけになる2冊をセレクトしました。

『整体かれんだー 旬な身体になる』
著者:片山洋次郎
出版社:文藝春秋
季節のサイクルに合わせ、変化し続けるからだを整える方法を紹介。月ごとの整体メニューを参考に、季節のリズムで、身体を気持ちよくするための一冊です。
身体の言い分に沿ってあるがままに生きることを提唱する著者が、一年のサイクルに合わせ身体のバランスを整える方法をアドバイス。12か月分の整体メニューを具体的に紹介します。居心地のいい身体を作るために大事なのは「季節に呼応して動く身体の勢いを、できる限りそのまま、積極的に活用する」こと。これを助け元気を引き出す技法が「整体」なのだそうです。まずは、身体の声に耳を傾けるのが大切なのですね。
一年で最も変動が激しい2月に始まる整体カレンダーは、全身がゆるむリラックス期の春、夏の準備をする梅雨へと移っていきます。10月は冬に向けて身体が変化する時。この時季の冷えやのぼせには、ひじとひざ下を温めるとよいそうです。季節に合わせて自分のカレンダーを作ってみたくなります。
季節ごとにゆるんだり縮んだり、その過程で不調が起きることもあるけれど、日々の変化に懸命に合わようとする健気なからだが愛おしくなります。
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『自律神経の名医が実践「寝入りが9割」の睡眠技術』
著者:小林弘幸
出版社:ポプラ社
眠る前に、自律神経を穏やかに整えるための本。自律神経の名医として知られる著者が、自ら実践する睡眠技術を伝授します。ぐっすり眠れない、睡眠時間がとれない、目覚めが気持ちよくない。そんな方にオススメしたい一冊です。気持ちいい「寝入り」と「目覚め」のヒントが詰まっています。
自律神経のバランスを整えることが、よい睡眠のカギ。熟睡スイッチ=副交感神経のスイッチがスムーズに入れば心身ともにリラックスして、穏やかな気持ちで眠りにつくことができます。
よい眠りに大切なのは、寝入りの90分をぐっすり深いものにすること。たとえば、短い日記をつけストレスを書き出す、39℃〜40℃のぬるめのお湯で半身浴をするといった「就寝前のルーティーン」が熟睡スイッチを入れるのに役立つのだそうです。明日の服の準備する習慣もそのひとつ。翌朝の準備をきちんとしておくことで不安が解消。心の余裕が気持ちよい朝の目覚めにつながりますよね。質のよい睡眠はもちろん、朝時間のヒントも見つかる一冊です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
*『整体かれんだー』
*『自律神経の名医が実践「寝入りが9割」の睡眠技術』
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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