みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。連載第305回目の2品弁当は
- 鶏の梅照り焼き
- なすとしめじの塩昆布レンジ炒め
のレシピをご紹介します。
定番の鶏の照り焼き。
今回は、照り焼きだれに梅干しを加えて、夏向きの味わいに。大きめの梅でしっかり味にしてみました。
副菜のなすは、色鮮やかに仕上がるよう、レンジ&酢&油を組み合わせて調理しています。
定番おかずで満足2品弁当。お試しください。
定番を夏向きにアレンジ!「鶏の梅照り焼き」「なすとしめじの塩昆布レンジ炒め」
1品目 鶏の梅照り焼き
材料(1人分)
- 鶏もも肉 100g
- 塩 こしょう 各少々
- かたくり粉 小さじ1
- 油 小さじ1
- (A)しょうゆ 大さじ1/2
- (A)みりん 大さじ1/2
- (A)水 大さじ1/2
- (A)砂糖 小さじ1
- (A)梅干し 大1個 ※種を除いて粗くほぐす
作り方
1) 鶏もも肉は、筋を切って血合い等をとり厚さを均一にする。軽く塩とこしょうをふる。皮目にも包丁やキッチンハサミなどで切れ目を入れておくと火通りがよい。
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)にかたくり粉をまぶして皮目を下にして入れる。蓋をして3分程度、皮目がカリッと焼けるまで火を通す。
3) 裏返してもう片面もこんがりと焼き、キッチンペーパーで余分な油をしっかりとふきとる。
※ここで油が残っていると、たれが肉にからまないのでしっかりとふきとってください。
4) 混ぜ合わせた(A)を回し入れる。
5) 裏返しながら、両面にたれをしっかりとからめる(汁気がなくなるまで)。
※取り出して冷まし、好みの大きさにカットしてください。
2品目 なすとしめじの塩昆布レンジ炒め
材料(1人分)
- なす 小1本(100g)
- しめじ 50g
- 酢 小さじ1
- ごま油 小さじ1/2
- 塩昆布 大さじ1
- 炒りごま 大さじ1
作り方
1) なすは、小さめの乱切りにして、塩(分量外・ひとつまみ程度)を全体にまぶして5分程度置き、出てきた水分を紙タオル等でしっかりとる。しめじは石づきをおとしてほぐす。
2) 耐熱容器に(1)を入れて酢とごま油をからめ、落としラップをして、電子レンジ500Wで2分加熱する。
※なすの色がきれいに発色するよう酢をからめ、さらに空気に触れて酸化して退色しないよう油もからめ、落としラップをして加熱しています。
↓
※なすやしめじがまだ固いようでしたら、30秒程度追加加熱してください。
3) 塩昆布と炒りごまを混ぜる。
※なすやしめじから出てきた水分を塩昆布が吸いますが、まだ水気が気になる場合は、いりごまではなくすりごまを混ぜると水気をさらに吸います。塩昆布を増やしてしっかり味にしても。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。照り焼きを入れる場所はごはんを1cm程度低くしてちぎった海苔をのせる。
※冷ます時には割りばしや畳んだペーパーや小さな器等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます。
2) 海苔の上に鶏の梅照り焼きをのせる。梅だれも上にかける。
3) 大葉を敷いて、副菜のなすとしめじの昆布レンジ炒めを詰める。
※詰める際に混ぜた状態で詰めてもいいのですが、このように分けて詰めると、整然と美しく見えます。
4) ごはんの上に、沢庵とカリカリ梅をのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、海苔、梅干し、沢庵 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
今回は「梅干し」や「酢」を活用した、夏にうれしいおかずです。
どちらも抗菌効果があるとされていて、暑い時期のお弁当にぴったり。
さっぱりとした風味で、食欲が落ちがちな日でも食がすすみます。
さらにうれしいのは、「酢」が、なすの色をきれいに保ってくれること。鮮やかに仕上がると気分も上がりますよね!
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!