みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当、連載第27回目の2品弁当は
- 鶏なすピーマンの味噌照り焼き
- 塩昆布卵焼き
のレシピをご紹介します。鶏となすとピーマンの味噌味の照り焼きは、私自身の大好物。ごはんが進む甘辛味。たまらない美味しさなんです。主菜がこってり味なので、卵焼きは、水で戻した塩昆布だけでシンプルに。肉・野菜・卵と、ボリューム満点の定番弁当です。
ご飯が進む!「鶏のみそ照り焼き」「塩昆布卵焼き」2品弁当
1品目 鶏なすピーマンの味噌照り焼き
(材料)1人分
- 鶏もも肉 100g
- 塩 少々
- 酒 小さじ1
- かたくり粉 大さじ1/2
- なす 小1本(100g)
- ピーマン 1個(30g)
- ごま油 小さじ1
- (A)味噌 大さじ1/2
- (A)みりん 大さじ1/2
- (A)水 大さじ1/2
- (A)砂糖 小さじ1/2
- (A)しょうゆ 小さじ1/2
(作り方)
1) 鶏もも肉は、ひと口大に切り、塩と酒をもみ込む。(A)は合わせておく。なすは7mm幅程度の輪切りにして軽く塩(分量外)をふってしばらくおき、紙タオルで水分をとっておく。ピーマンは乱切りにする。
2) フライパンに油を入れて中火で熱し、(1)の鶏肉にかたくり粉をまぶして皮目を下にして入れる。
3) 空いているところになすとピーマンも並べ入れて、ふたをして3分程度、鶏の皮目がカリッと焼けるまで火を通す。全体を裏返してもう片面も焼き、キッチンペーパーで余分な油をしっかりとふきとる。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です
※ここで油が残っているとタレが肉にのらないのでしっかりとふきとってください
4) 混ぜ合わせた(A)を回し入れ、裏返しながら両面にたれをしっかりとからめ、汁気を炒りとばす。
2品目 塩昆布卵焼き
(材料)作りやすい分量 1人分
- 卵 1個
- 塩昆布 大さじ1
- 水 大さじ1
- 油 適量
(作り方)
1) ボウルに塩昆布と水を入れて混ぜ、塩昆布がやわらかくなったら、卵を入れてよく混ぜる。
2) 卵焼き器を中火で熱し、小さく切って畳んだ紙タオルで全体に油を広げてなじませる。卵液を3回程度に分けて流し入れ、通常通りに卵焼きを焼く。
※ラップで包んで冷ますと形が整います
※今回はスリムタイプの卵焼き器使用しています
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2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。照り焼きを入れるところは1cm程度低くご飯を入れ、のりを置く。副菜を入れるところは空けておく。
※冷ます時には割りばしや畳んだペーパーや小さな器等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます
2) 海苔の上に照り焼きをのせる(ここではすべてのせなくてOK)。
3) 卵焼きを半分に切って右上に詰める。
4) 空いた隙間に、さらに照り焼きをバランスよく詰める。ごはんに梅干しをのせていりごまを散らす。
※分量外の材料(ごはん1人分、海苔、梅干し、いりごま)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?定番の照り焼きの味噌味。私は特に味噌味は、なすとピーマンに合わせるのが好きです。ごはんが進む美味しいおかず!よかったらお試しくださいね。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!