4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
美人の条件にはいろいろあるかと思いますが、お顔のつくりに関していうと、「バランスが整った顔」であることは、その条件のひとつですよね。美容雑誌などでも、バランスを整えてきれいになろう!といったメイク術がよく紹介されていると思います。でも、人の顔は千差万別。モデルさんの写真を見ながら「私の顔にはどう当てはめればいいんだろう…」と悩んだ挙句、バランス顔メイクを諦めた方も多いはず。
今日は、日本人女性に共通するフェイスバランスの特徴と、誰でも簡単に美人になれる、人が美しいと感じる「黄金比」を意識した、とても簡単なバランスメイクテクニックをご紹介します。
これが「美人」の条件!?「左右対称」+「黄金比」
美人の条件、それはズバリ「左右対称」です。メイクで美人顔になりたいんら、眉の高さやアイシャドウの位置など、お顔のパーツがとにかく左右対称になるようにメイクすることが近道。さらにそこに、「美人の黄金比」を意識するだけで、美人度が格段にアップします。
そもそも黄金比とは、視覚的に最も安定し、数学的にも解明された美しい比率のこと。これを人の顔に当てはめたとき、美しいと判断する顔の比率は以下のようになります。
美人の黄金比は、このように「縦に5等分、横に3等分したときに均一の間隔となっていること」になると思います。この黄金比をメイクに取り入れることで、バランスが取れた美しい顔に近づくことができるということ。そして、それはいつもの「チーク」の入れ方で、簡単に叶うんです!
面長さん向け!チークで簡単「黄金比」メイク術
日本人はココが長い!バランスが崩れる大きな原因はココ
日本人は上の写真の一番下の部分、つまり「鼻の下からあご先まで」が意外と長く、面長美人が多いのが特徴です。縦に長く、楕円形の顔をしている面長さんは、クールで大人っぽいイメージを持たれます。逆に、顔が大きく見えてしまったり、人によっては頬骨が目立ちすぎることも…。「顔の大きさが悩み」という声は、私がカウンセリングをしているときにもよく聞きます。
そんな面長のお顔の人が、上の写真のように頬骨付近にチークを入れてしまうと、かえって面長に見えてしまいます。もちろん、お顔全体も大きく見えてしまいます。
また、特に若い女性を中心に人気のある「目の下チーク」も、日本人の骨格には不向きなケースが多く、フェイスバランスの黄金比から遠ざかってしまうこともあるんです。
チークを入れるのはここ!「小顔&美人バランスメイク」
日本人に多い面長さんが、黄金比を活かしたメイク術として取り入れてほしいのが、チークの位置を下げて「小鼻の横のラインに入れる」こと。
微笑んだ時に一番高くなる頬の位置から真横にチークを塗り広げていくと、まず、表情がキレイに見えます。さらに、美人黄金比の効果で、小顔&美人バランスメイクが完成します。
もちろん面長ではなく丸顔さんも同様に、上の写真のような美人比率を自分の顔写真に当てはめてみて、チークの位置を調整してみてくださいね!
まとめ
「黄金比」と聞くととても難しく感じますが
- 左右対称になるようにメイクをしていくこと
- チークの位置を下げて、頬の中央ラインに入れること
この2点を意識するだけで大きくお顔全体の印象が変わり、美人度が格段にアップします。簡単に美人になれる黄金比を使ったバランスメイク、ぜひ今日の朝から意識してみてください♪
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!