みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第284回目の2品弁当は
- 鶏ささみのチキンナゲット
- ブロッコリーとにんじんのピカタ
のレシピをご紹介します。
今回のチキンナゲットは、卵を混ぜてふんわりジューシーに仕上げました。
やわらかな鶏ささみをビニール袋に入れて手でつぶすだけだから、包丁いらずでとっても簡単!
さらに、卵1個を使い切りに!
チキンナゲットと、野菜のピカタに半量ずつ使えば、ムダなくお弁当を作れます。
1人分にちょうど良い分量で、忙しい朝にも手軽に作れますよ。
ぜひ、お試しください!
簡単おいしい!「鶏ささみのチキンナゲット」「ブロッコリーとにんじんのピカタ」2品弁当
1品目 チキンナゲット
材料(1人分)
- (A)鶏ささみ 100g
- (A)塩 小さじ1/4
- (A)こしょう 少々
- (A)マヨネーズ 小さじ1
- (A)酒 小さじ1
- (A)おろしにんにく 小さじ1/4
- (A)溶き卵 1/2個 ※残りはピカタに利用
- (A)片栗粉 大さじ1
- オリーブ油 大さじ1
作り方
1) 鶏ささみは筋をとる。(A)を上から順にビニール袋に入れてもむ。
※ささみはやわらかいため、手でつぶすことができます。まずささみをつぶしてから、調味料を入れてもみ、溶き卵、片栗粉の順に入れて都度よくもんでください。
2) ヘラなどでビニール袋の底の方に肉だねを集めて、キッチンばさみでビニール袋を切る。
※こうすることにより、後で作業しやすくなります。
3) フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、(2)を大さじですくって落としていく。
4) こんがりと焼けたら裏返して、フライパンの蓋をして中まで火を通す。両面焼けたら、紙タオルに取り出して油を切る。
※このあとフライパンは洗わずに、残った油を利用して2品目の副菜を作ります。
2品目 ブロッコリーとにんじんのピカタ
材料(1人分)
- ブロッコリー 50g
- にんじん 50g
- 水 小さじ1
- 薄力粉 小さじ1
- (A)溶き卵(1/2個) ※ナゲットで使った残り
- (A)粉チーズ 大さじ1
- (A)塩・こしょう 少々
作り方
1) ブロッコリーは小房に分け、縦に1cm幅に切る。にんじんは5mm幅の輪切りにする。耐熱容器に入れて水をからめ、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(レンジ加熱温度500w)を使用しています。
2) ボウルに(A)を入れて混ぜる。フライパンを中火で熱し、(1)に薄力粉を薄くまぶして卵液をからめ、スプーンですくって並べ入れる。
3) 裏返して両面焼く。
※ブロッコリーの中に卵液がたまらないよう、へラなどでギュッと押しつけながら焼き、全体に火を通す。
2品弁当の詰め方プロセス
今回はスリム型2段に詰めます。そのまま詰めるだけです。
1) ご飯を1段に詰めて冷ましておく。
2) ピカタを詰める。
※ブロッコリー2個とにんじん1個を交互に。
3) ナゲットもつめて、ケチャップを端に絞る。
ご飯の上に梅干しをのせ、沢庵を端に添えて、黒いりごまを散らす。
※分量外の材料(ご飯 1人分、ケチャップ 適量、梅干し 1個、たくあん、炒りごま(黒) 各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
フライパン1つで、副菜も主菜も続けて焼くだけ。
疲れた時に思いだして頂きたいお弁当です。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!