みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。連載第36回目の2品弁当は
- 豚こま肉のキャベツ入りピカタ
- スナップえんどうのナムル
のレシピをご紹介します。
今回のメインは「ピカタ」。1人分のピカタを作る時、肉や魚にからめるだけだと「溶き卵が余ってしまう」ことがありますよね!
ぜひ、その溶き卵に「千切りキャベツ」をからめて焼いてみてください。しっかり卵が絡んで、少ないお肉でもボリュームたっぷりのピカタになります!今回は「お好み焼き風」の味にしてみましたが、ケチャップ味やカレー味など、キャベツと卵の組み合わせは何にでも合います。
副菜は、旬のスナップえんどうをナムルに。ちくわと塩昆布で、ボリュームアップも味付けもラクラクです♪
卵が余らない!「豚こまのキャベツピカタ」「スナップえんどうのナムル」2品弁当
1品目 豚こま肉のキャベツ入りピカタ
(材料)1人分
- 豚こま肉 50g
- キャベツ 50g
- 卵 1個
- 塩、こしょう 各少々
- 薄力粉 小さじ1
- 油 小さじ1
(作り方)
1. 豚こま肉は大きいものは一口大に切る。キャベツは千切りにする。ボウル等にキャベツを入れて、上に豚こまを並べて塩とこしょう、薄力粉を全体に軽くふる。
※洗い物が少なくなるよう、ひとつの容器で調理しましょう。
2. 卵を割り入れて混ぜる。
3. フライパンに油を入れて中火で熱し、(2)を並べ入れる。
※箸で肉をつまむようにして並べ入れ、残ったキャベツ入りの卵液を上にのせて形を整えます
4. 蓋をして2~3分加熱。裏返してもう片面もこんがりと焼き、全体に火を通す。
※↓少し焼きすぎてしまいました^^;でも、キャベツが香ばしくで美味しいですよ。
※蓋をして加熱することにより、短時間で火が通り、油はねも軽減します。
※こげつかない加工をされた直径20cmのフライパン使用。ふたも必要です。
2品目 スナップえんどうのナムル
(材料)1人分
- スナップえんどう 100g
- ちくわ1本 20g
- 塩昆布 大さじ1
- ごま油 小さじ1
- いりごま(白) 大さじ1
(作り方)
1. スナップえんどうは筋をとる。ちくわは斜め切りにする。耐熱容器に入れて塩昆布をのせて、ごま油を回し入れる。
2. 蓋をして、電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器(容量 850ml レンジ加熱温度500w)を使用しています。
3. 全体を混ぜる。
※蓋も電子レンジ可能の容器を使うと、ラップが不要になるため楽です。
2品弁当の詰め方プロセス
1. ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。ピカタをのせるところにかつおぶしを敷く。
※冷ます時には割りばし等の上に弁当箱を置いて、底を浮かせると下にも空気が通り、早く冷めます。
※敷いたかつおぶしが上にかけたソースをキャッチ。ごはんにしみこまずに傷みにくくなります。
2. ピカタを詰める。
3. 空いているところに副菜のナムルを詰める。
4. ピカタにソース(分量外)と青のりをかけてお好み焼き味に。紅ショウガを添える。
※今回は、ピカタを1つ半分に切って右下に詰めて断面を見せてみました
※分量外の材料(ごはん1人分、かつおぶし 小1パック、ソース 適量 、青海苔 適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?
見た目はすごく地味ですが(笑)、お好み焼き味のキャベツ入りのピカタは、キャベツの甘みやうまみも合ってとても美味しいです。
お肉が豚こま肉50gでも、「お弁当箱に入るかな?」と心配になるほどボリュームアップ!2品でも満足感しっかりです。
前回の記事でご紹介したように、在宅勤務の日など、この2品弁当のおかずをそのままワンプレートごはんにしても、もちろんOK!
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!