おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:お正月のお楽しみ!「お年玉」のマナー
2024年も残すところわずかとなりました。今年は皆さまにとって、どんな一年でしたか?
一年を通して「周りの方へ心遣い」を意識しながら過ごせた、という方は、ぜひ自分を褒めてあげてくださいね。
さて、お正月はご実家や親戚・ご友人のお家に新年のご挨拶に伺い、お子さまにお年玉を贈る方も多いのではないでしょうか。今回は、お年玉のマナーについて一緒に確認しておきましょう♪
【1】渡す相手は?
一般的には、自分の子供、甥、姪、親戚の子ども、孫など、家族や親戚に渡します。
ご友人のお家に新年の挨拶に伺った場合は、友人のお子さまに渡すかたもいらっしゃいますね。
ただし、お年玉は目上のかたには渡さない、とされていますので、上司のお子さまへは基本的にお年玉ではなく「お年賀」としてお渡しします。
【2】お年玉の相場は?
- 未就学児童:~1,000円
- 小学校低学年:1,000円~3,000円
- 小学校高学年:3,000円~5,000円
- 中学生:3,000円~10,000円
- 高校生以上:5,000円~30,000円
が一般的とされています。(地域により異なる場合があります)
お札の向きについてはこちら↓
上と下、表と裏…お金を包む時ってどうしてる?「お札の向き」のマナー
ご祝儀やご香典、お相手への心遣いとしてお金を包む場面は頻繁にはありませんが、いざというときに、「アレ?」とならないよう、今回はお札の向きについて、一緒に確認しましょう!
【3】お年玉のスマートな渡し方
お年玉は、渡すお子さまの保護者がいるところで、お子さま本人に渡すのがスマートです。そうすると、保護者の方もすぐにお礼が伝えられますよね。
「あけましておめでとう」「今年も一年頑張ってね」などの一言を添えてお渡しします。
お年玉の袋には、渡す相手と渡す人の名前を書いておきましょう。
【4】子どもがいない方からいただいた場合
お子さんがいない方から、自分の子供がお年玉をいただくことがありますよね。くださった方がご夫婦であれば、2人に対してお礼を伝えましょう。お礼などは特に必要ありません。
もしなにかお礼を…という場合は、お正月以降、お会いしたときにお手土産をお渡ししたり、旅行のお土産などを少し高価なものにしたりして、感謝の気持ちを伝えられるとよいですね。
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今年も一年、コラムを読んでくださりありがとうございました。
皆さまのお役に立てていればとっても嬉しいです。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!